インディーは考えた!

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喜びは物語る!/ボクシング感想(クロフォードVSインドンゴ)

お久しぶりでございます!

 

ここ最近は、体調を崩しており、且つ研修も多かったため、体力的にしんどかったってのと、「ビッグマッチも特に無いしまあいっか!」的な感じで、気が緩んでいたことで、サボっておりました。

 

結局、清水聡選手の試合も見に行けなかったですしね。これはただのミスですが笑。

 

でもなんだかんだ、ブログを更新してない間は、体調不良の中でも、様々な刺激的な経験がたくさんできたので、リアルのインディーは大変実りある期間でした。

 

 

はい、だんだん話がずれてきたので、本題に戻りましょう!笑

 

10/2にWOWOWエキサイトマッチで放送されたメインカード、クロフォードVSインドンゴの感想です!

結末が衝撃的だったので、一気にブログへの気持ちが舞い戻りましたよ!笑。早速感想を書き留めておきたいと思います。

 

 

 

 

 

テレンス・クロフォード VS ジュリウス・インドンゴ

 「クロフォードTKO勝利」3R1分18秒

 

 

両選手とも同じような体格とパンチ力のあるボクサータイプ、ということで、実はこの試合、WOWOWで放送される前からかなり注目しておりました。

 

試合も先にYouTubeで見ていました。

 

この試合で最も印象に残ったことは、ただ一つ。

クロフォード選手、めっっっちゃ喜んでるやん!!ってことです。

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(引用元:Crawford-Indongo Telecast Averaged 965,000 Viewers on ESPN - Boxing News

 

いつも、無表情で冷静で不気味な印象を漂わせているクロフォード選手のこんなに嬉しそうな表情は見たことがありません。

しかも、めっちゃ飛び跳ねてます!笑

 

相当嬉しかったんでしょうね。

なんたって、この勝利でSライト級4団体統一王者となったのですから。

つまり、一つの階級に王者が乱立するこの時代において、完全なSライト級の世界王者になったということです。素晴らしい記録です。

ちなみに、ジャーメイン・テイラー、バーナード・ホプキンスに続いて、史上3人目だそうです。

 

・プレッシャーを乗り越えた喜び

また、この試合に対して相当プレッシャーがあり、それを乗り越えてTKOで勝てたということも、喜びを与えた要因の一つではないかと思っています。

インドンゴ選手は、自分と同じような長身で手足の長い体型で、勢いがあり、パンチ力も技術もある世界王者です。おそらく、そういった選手との対戦経験はほとんど無いでしょう。というか、そんな選手はほとんど見当たりません。大半のボクサーが闘いたく無いと思います笑。

そのため、さすがのクロフォード選手でもかなり警戒していたはずです。勢いのある序盤なんか特に。

しかし、なんとその強敵を3RでTKOで終わらせてしまった!

大変スッキリしたことでしょう!

 

僕は、勝者の喜び方は、その試合がどれだけ激闘だったのか、勝者がどれだけその試合に賭けていたのかを物語っている、と思っています。

メイウェザーがコラレスに勝利した時、スティーブンソン選手が初めてLヘビー級王者を獲得した時、井上尚弥選手が初めて世界王者を獲得した時などは、「ああ、この試合にどれだけ賭けていたんだろう。」と観ていて感動してしまうほどの喜びを見せてくれました。

そして、今回は無表情の時が多いあのクロフォード選手が、あの喜び方ですからね。

強敵に勝てたこと、4団体王者統一の喜びが爆発してしまったのだと思います。

 

※ちなみにクロフォード選手にプレッシャーがあったかどうかは知りません。完全にインディーの予想ですので悪しからず。。

 

 

・最高のタイミングのボディブロー

フィニッシュのパンチは、超ナイスタイミングのボディブローでしたね。

先ほど載せた私のTweetでも述べてますが、あんなのもらったら、どんな打たれ強い選手でも倒れます。

インドンゴ選手のステップは少しバタバタしていますし、こういう体格の選手は打たれ弱いと思われています(僕もそう思っています)が、今回に限っては、そこは全く関係ありません。

 

相手の左ストレートを後ろにヘッドスリップして左アッパーという絶妙なカウンターを1R目からよく狙っていたが、それがタイミングよくボディに突き刺さった。

大体、パンチを出そうとして伸ばしている途中に先にボディをもらうとタイミング的には最高に効きますからね。まさに、それでした。

 

インドンゴ選手は、1R目から相手がいつものように下がってくれず、堂々とボクシング仕返してくるのでリズムが取れませんでした。

以前、インドンゴ選手の技術に関して偉そうに分析しておりましたが、かなりハイレベルな選手には間違いありません。

今回は、相手が悪かった。そういうことです。

(参考までに→盛り上がってく!!/ボクシング感想(バーンズVSインドンゴ) - インディーは考えた!

 

 

・クロフォード選手の今後

クロフォード選手はこれで一旦はSライト級を占めてしまいましたね。

しかしまだ、マイキー・ガルシア選手やブローナー選手、ジョーさんがオススメしていたマティセ選手など、同階級でも探せばいくらでも出てきます。

この階級に留まっても、階級を上げても、ここら辺の体重は選手層がかなり厚いですから、今後もかなり楽しみですね!

 

とりあえず、これでP4P最強の地位確立へとまた一歩近づきました。

ロマゴン選手の敗戦、ウォード選手の引退で、P4PのNo. 1が空位状態となったので、今後その争いにも注目です。下のニュースでは、クロフォード選手が現在1位となっていますが、まだいくらでも変更はあるでしょう。

全米記者協会PFPランキング、井上尚弥は9位 | Boxing News(ボクシングニュース)

 

まずは、リゴンドウVSロマチェンコの結果を待ってからですね!

 

 

 

 

 

以上。

 

 

最近、赤平アナウンサーの素晴らしさを感じることが多いです。

 

今回の述べた試合の最後でも、「そういえばホプキンスもボディで4団体統一しましたよね?」って言っていて、やっぱよくボクシング見てるなーって思いました。こういう方々に実況もしていただきたいですね!

 

 

ではでは。