【試合予想】10/10タイソン・フューリーVSデオンテイ・ワイルダーⅢ
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<2021/7/23追記>
要チェック!!
— インディー (@k_indiiii) 2021年7月16日
https://t.co/1mDT6nbEI9
らしいです。
なので、タイトルも日本時間10/10開催へと変更しました。
無事行われるということで楽しみ!
<2021/7/13追記>
まじかー、、
— インディー (@k_indiiii) 2021年7月12日
https://t.co/zr4l0Thv7L
ということで、もうしばらく楽しみはお預けです。。
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やっぱ契約してたらしいからこうなるよなー。。絶対先に、このどっちかがジョシュア戦やった方がいいのに😂
— インディー (@k_indiiii) 2021年6月14日
WBCヘビー級王者フューリーが前王者ワイルダーと3度目対決(日刊スポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/83pqYgvDg7
2021/7/25 タイソン・フューリー VS デオンテイ・ワイルダー Ⅲ inラスベガス(T-モバイル・アリーナ)
(試合情報)
https://boxrec.com/en/event/834963/2687028
1.比較データ
(参考情報)
フューリー:https://boxrec.com/en/proboxer/479205
ワイルダー:https://boxrec.com/en/proboxer/468841
(選手紹介動画紹介)
フューリーVSワイルダーの戦いは、今回で3回目。
ということで、1,2戦目の時にも予想を書いていますので、上記の比較データに大きな変更はありません。
前回の方でも書きましたが、
デカくて、型がなくて、目が良くて、ボクサータイプ、というところを主にしばしば共通しています。
しかし、各能力別で比較するとその優劣はわかりやすく分かれます。
・攻撃力について
まあ、ワイルダー選手でしょう。
パンチ力は間違いありません。特にワンツー、右ストレートは全階級の現役選手No.1ではないでしょうか。
ただ、コンビネーションの多彩さでは、フューリー選手に分があるでしょう。構えも右と左で戦えますし、近くても離れても、上下にも打ち分けられますから。
ワイルダー選手も連打力はありますが、あれはコンビネーションというよりも爆発的に暴れてる感じです笑。
フューリー選手も、前回のフューリーVSワイルダー2戦目を含め、最近KO・TKO勝利が目立つため、パワーは十分ですが、ワイルダー選手と比較するとなると、少し劣ってしまいます。
・ディフェンス力について
フューリー選手で間違い無いでしょう。
目がめちゃくちゃいい、ガードも忘れない、足も使ってカウンターもとる。あの選手の顔面にクリーンヒットさせるのは難しいです。
ワイルダー選手も、目はいいですが、ちょっと避け方が悪いです。バックステップもまだまだ浅く、スウェーだけで避けすぎて、避けた後のバランスが悪いので、大きい選手に踏み込まれて連打されたら危険香りがぷんぷんしてます。
パンチ力やカウンターもあるので、踏み込まれない試合が多いですが、前回のフューリーVSワイルダー2戦目のように踏み込まれると、また危険が待っているでしょう。
・スピードについて
これは両選手とも同じぐらいですが、質が少し違います。
軽くてクイックに手数を多く出すフューリー選手と、1発で倒せる力強いパンチのワイルダー選手。技か、力か、というスピードのあり方です。
瞬間のスピードは同じだと思いますが、対戦相手となった時に異なる対応を迫られるはず。
ワイルダー選手の方がシンプルに怖いですが、フューリー選手の方も対策がつかみにくいため、どちらもやりにくいです。
・体力について
フューリー選手です。
両選手デカいとはいっても、フューリー選手の方がもっとデカいです。縦にも横にも笑。なのでフィジカルでは間違いなくフューリー選手。
タフさも、フューリーVSワイルダー1戦目で判明した通り、フューリー選手。
スタミナは同じぐらいだと思います。
・他
戦略や対応力の面でも、フューリー選手が一枚上手だと思います。それはフューリーVSワイルダー2戦目を見てもわかるはずです。
フューリー選手は近距離でも中間距離でも戦えますが、ワイルダー選手は中間距離に関してめっぽう強みを出しますからね。
精神面でやや気になるのはフューリー選手ですが、試合が決まれば試合中に弱気なシーンなど全く見せず、むしろ相手をベロ出して揺さぶるぐらいなので強いとも言えるでしょう笑。
人気面では両方とも抜群なので、会場は大盛り上がり間違い無し!
次の予想展開にも書いていきますが、今回もフューリーVSワイルダー1,2戦目の通り、最初から盛り上がりが期待できます。
2.予想する試合展開
おそらく最初から打ち合いになると予想するインディーは、
①フューリーは予定通り攻めるか!?
②前半からワイルダータイム発動か!?
をポイントとして見ます。
あ、おまけとして、
③前日計量は両選手とも重いのか!?
もポイントとしておきます。
初めに、なぜ打ち合い間違い無しだと思うのか語ります。
まずフューリー選手の場合ですが、フューリーVSワイルダー1,2戦目で見せてくれた通り、1戦目のアウトボックスか、2戦目の攻めるスタイルか、の異なるパターンが考えられます。
どっちのパターンも強かったのですが、ここは2戦目の攻めるスタイルで挑むとインディーは予想します。
1つはその方が過去のワイルダー戦で優勢だったから、もう1つは試合中では攻めるスタイルからアウトボックスへの方が切り替えやすいから、です。
過去の両選手の試合から考えて、ワイルダー選手は中間距離は得意ですが、接近戦は苦手です。しかしフューリー選手は両方得意です。
前回と同様に、距離を詰めて手数を増やせば、むしろフューリー選手自身は安全に戦えるでしょう。むしろ中間距離はワイルダー選手のパンチが存分に活きるので危険。オットワリン戦で見せたぐらいの接近戦ならば、とても有利なはずです。
というのが1つの理由で、もう1つの方は、序盤から距離をとってしまうと相手にも攻めるペースを握らせかねない、また、そもそもボクサーは試合の最中でアウトボックスから接近するスタイルへの切り替えは身体がついていかないことが多い、という理由からです。
例を出すと、最近でわかりやすい試合として、カネロVSゴロフキンの1,2戦目があります。1戦目の時のアウトボクシングをしたカネロ選手は途中で攻める際でも完全な接近戦に切り替えることはできませんでした。逆に2戦目では接近戦に挑み、中盤以降距離をとって戦うこともそのまま接近戦に戻ることもできました。
頭の良い世界王者のフューリー選手ならば、そんなこと十分体感しているはずなので、今回もフューリーVSワイルダー2戦目同様、序盤から攻めにくるでしょう。よっぽど無いでしょうが、もし分が悪くなってももう一つの戦法、手堅いアウトボックスに切り替えるだけです。
会見でも「速攻でKOする」と言っちゃってるので、攻める確率は高いでしょう。
フューリーはただしゃべるだけじゃなくて的確よね🤔
— インディー (@k_indiiii) 2021年6月16日
フューリーはKO宣言、ワイルダーは無表情 3戦目前に記者会見 https://t.co/P8lRyAqw2J @afpbbcomより
ワイルダー選手の方は、フューリーVSワイルダー1,2戦目同様、というかいつもの戦法、中間距離からジャブなどで冷静に様子見て、当たると思ったらワンツーやワイルダータイム発動の戦い方でしょう。
元々、スタイルの幅は無いので、ほぼ確実にそうなるはずです。
正直なところ、ボクシングしたらフューリー選手が上手いので、前回のように、攻め追われて崩されてコンビネーション当てられる前に、自分から先にパンチを当てるべきだと思います。
目はいいですが、それだけでは通じない次元です。やられる前にやる、をワイルダー選手自身もわかってるんじゃないでしょうか。
とはいえ、1発の最強パンチがあるというのはとてつもない強みです。
それが序盤から発動するなら、どんなに不利な予想でも、見ているものをドキドキさせ、結果を覆すことができる確率も上がります。
以上から、両選手ともに試合始まって先に攻めた方が有利だと予想し、最初から打ち合い間違いなし!とインディーは考えていました。
両選手ともに、互いのパンチで倒し倒されているので、KOシーンも想像できますね。
気になるポイントの3つ目の体重の件ですが、これは両選手とも2戦目同様重くしていれば、最初から打ち合いになる展開確実だと確認できるという点で挙げています。
逆に軽かったら、それはそれで気になりますね笑。
ワイルダー選手なら軽くなっても前回体重を重くしすぎて足がうまく動かなかったなどの反省があったのかなーと思えますが、フューリー選手の方が軽くなったら序盤から攻めずにアウトボックスする可能性が高くなったり、体調不良だったりなど、前回増やして上手くいった分、そうしない理由をいろいろ気になってしまいます。
前日計量からこの試合展開を楽しませてくれる3戦目は、打ち合い必須!とりあえずは見逃せない展開が繰り広げられることを確信しています。
3.結論
フューリー5R TKO勝利
やはり、フューリー選手の技術、フィジカルには叶わず、前回2戦目のようなレフリーストップで終わる気がします。
フューリーTKO勝利60%、フューリー判定勝利15%、
ワイルダーKO勝利20%、
ドロー5%
で可能性は考えています。
フューリー選手が勝てば、同じく夏に行われるらしいジョシュアVSウシクの勝者と戦い、順当に統一路線へまっしぐらです。
その場合のワイルダー選手は、価値が極端に落ちるというわけでもなく、ジョシュアVSウシクの敗者や、アジャグバ選手やデュボア選手やジョージョイス選手などスター候補のヘビー級選手がたくさんいますから、魅せる機会はたくさんあってまだまだ活躍するでしょう。
一方、ワイルダー選手が勝つ場合、これはこれはヘビー級がより面白くなります。
フューリーVSワイルダー4戦目はもちろん、ヘビー級の強豪と対戦経験のあるトップ選手たちは皆負けを経験していることになり、スター候補たちもカードに組まれやすくなり、どんどん激化していくに違いないからです!
面白いどころじゃありません。もはや戦国時代です!
契約上決まった再戦3回目とはいえ、まだまだ試合前から試合後まで目が離せません。
以上。
最近、ワクチンのおかげでコロナの影響も薄くなり、ボクシングも盛り上がりを再開し始めましたが、流動的な世間の動きに合わせるかのように好カードも伸びたり変更になったりしてますね。
コロナの影響ではありませんが、そのうち8/15に予定していたリゴンドーVSカシメロがドネアVSカシメロに変更となりました。
せっかく予想も書いたのですが、一旦は保留です。。笑
この記事の前にはフューリーVSジョシュアを実は書き始めていたのですが、危うく上と同じ轍を踏むところでした。
ま、これも変更になるかもしれませんけどね。。その時は随時更新しますので、どうかよろしくお願いします!
ではでは。