インディーは考えた!

世界のトップボクシング、UFCと、クワガタなどが好き

久しぶりに見た。/MMA感想(7/30.RIZIN『那須川VS才賀、所VS堀口』、UFC『ジョーンズVSコーミエ』等)

そういえば、録画したリストの中に7/30に開催されたRIZINが予約されていました。

 

一応、おまかせ録画の中に「ボクシング」と併せて、「格闘技」という単語でもおまかせ録画しているしているからです。

 

 

 

実は僕、MMAにもすごく興味があります。

 

高校の時なんかは、ボクシングよりもむしよMMA好きでした。

MMAというよりは、UFCといった方が正しいのかもしれません。

 

僕が少6の頃ぐらいまでは、日本格闘技盛り上がってんなーってぐらいで年末年始なんか楽しみに見ていたのですが、

高校生ぐらいから父がWOWOWに登録したのをきっかけに、そっからはずーっと毎大会欠かさずに見て、録画も欠かさずにして、何度も見直すほど、僕はUFCの大ファンになっていました。

さらに詳しく言うと、TUF(The Ultimate Fighter)という選手同士が合宿して、その様子をドキュメンタリーにした番組を見たのがきっかけでした。あの時はGSPとコスチェックがトレーナーでした。

 

加えて、その当時(今もかな?)、UFCは世界中のMMA選手が集まりたがる世界最高峰のMMA大会でしたから、そもそものレベルが超高く、UFCのナンバー1は世界一でそれを今から見れるんだ!っていう要素もさらなる興奮材料だったと思います。

 

 

しかし、2016年のUFC196(だったかな?)を最後に、UFCの放送をWOWOWさんが打ち切って以降、めっきりMMAを見る機会が減り、わざわざ他のペイチャンネルに課金しようとも思わず、ボクシングの方に興味がその分だけ増し続けていきました。

 

あの時の実況解説は、エキサイトマッチでも同じみ高柳さんと、もう一人西さんというよくイジられていた熱い人、

そして大変わかりやすい技術解説をしてくださる世界のTKこと高阪剛さん、主に選手の人間性や人間関係の面で情報を与えてくださる稲垣さん、という方々が中心となって盛り上げてくださっていました。

 

まだ、格闘技を初めてもいない素人の僕にもわかりやすく楽しく見させていただいておりました。

懐かしい。。。

 

 

 

まあそんな感じで、僕がMMA(総合格闘技)も好きだということとその成り行きを簡単に説明させていただいたのですが、

そんなMMA観戦にハマっていた頃の気持ちを、

録画していたRIZINと、メイウェザーVSマクレガーと、それを見るために新しく契約したDAZNでみたUFCが、少しだけ思い出させてくれました。

 

 

改めて興味を持ってMMAについて少し調べてみたのですが、

UFCの選手は少しずつ変わっていますが、そんなに極端に選手が変わってはいない気がします。その時のトップ選手は今もその界隈をうろうろしているといった印象です。

 

というか、WOWOWでUFCが打ち切りになった時ぐらいは、UFCの最強選手たちが破られてきて、コナー・マクレガーが代表的スターへと駆け上がっていっていた変化の時期だったので、

そのまま安定政権は出来上がっていないという感じでしょうか。

 

そのため、UFCはすんなり再び馴染めました。

 

 

しかし、日本のMMA界はRIZINが発足してから、那須川天心選手など新スターが出現しており変化しており、

名前とハイライトシーンぐらいしか見れていなかったため、まだ掴みきれません。

 

なので、今回がまともに見るのはほぼ初めてなのですが、これが結構面白かったです!

特に那須川選手が強かった!

全く、名ばかりなんかではありませんでした。

さすが、あの井岡選手に勝ったボクシング元世界チャンピオンアムナット選手をKOしただけあります。

 

また、堀口選手もRIZINに出場しており、「おお!UFCからとうとう乗り移るか!?」なんて思いながら楽しく見ることもできました。

 

 

 

そんな感じで前置きがかなり長くなってしまいましたが、

久しぶりにMMA見て楽しめたので、その中でも興味あった試合を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

那須川天心 VS 才賀キザエモン

「那須KO勝利」1R1分36秒

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自信を持った堂々たる振る舞いから気合の入った表情を見せる那須川選手に対し、

恐怖心を隠すように笑顔をつくる才賀選手。

 

試合前のリング中央で、レフリーの説明聞いている時の表情から差が出てました。

 

 

お互いにサウスポースタイルから、パンチやキックを繰り出しますが、那須川選手の方がキックボクシングのフォームがキレイで安定感がありました。

 

 

一方、才賀選手は少しガードが低く、上半身を反り気味で構えています。

極真空手の経験者なので、もう少しガード上げて距離詰めてローキックや膝を当てていけばいいのになんて思っていたのですが、この選手のスタイルをよく知らないのでなんとも言えません。

 

そして、結末は急に訪れました。

お互いパンチやキックが交錯する中、才賀選手が放った左ヒザ蹴りに対して、那須川選手の左ストレートがカウンターとなってアゴを打ち抜いたのです

 

もう少しガードを上げていれば、一発KOにはなっていなかったかもしれません。

 

勝者那須川選手は、実力、勢い、共に十分なので、今後には期待です!

 

 

 

ちなみに、レフリーは和田良覚さん。

K-1などのレフリーでは有名な方ですが、僕は「THE OUTSIDER」という地下格闘技の名レフリーのイメージが強いです。

顔や体格が時には選手より目立つので覚えていしまいました笑。

 

 

また、リングサイドにはダンヘンことダン・ヘンダーソンさんもいましたね。

PRIDE、UFCなど数々のMMA大会で活躍した名選手。あの独特な右フックは思わず真似したくなります。

あのヒョードルにもStrikeforceという大会で、TKO勝利を収めています。

 

予告によると、次回10月のRIZINにも出場予定らしいです。

 

 

んー、数年前の思い出なのにこれも懐かしいですね。

 

 

 

 

所英男 VS 堀口恭司

「堀口TKO勝利」1R1分41秒

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RIZINでは、バンタム級トーナメントを行なっているそうで、今回はその一回戦だそうです。

 

先に述べた那須川VS才賀戦ではないですが、この試合も正直圧倒的な差があったような気がします。

 

堀口選手の伝統派空手仕込みの遠い間合いから、急に前蹴りを出すと同時にグッと踏み込んで近距離になった瞬間打ち込んだ右フックを、もろテンプルにもらった所選手は、

フラッシュダウンでしたが倒れこみ、その後の強烈なパウンドで勝敗が決まってしまいました。

 

 

まあ、UFCフライ級で王者にこそなりませんでしたが、タイトルマッチを行なったことがある時点で、現在世界から見た日本人で最高の選手である堀口選手と、

39歳と引退が噂される身体の所選手では、身体的な面だけで相当な差がありますからね。

 

フィニッシュを見たときは、

「あー、やっぱり厳しかったかー。。」

って思いましたし、そう思った方は多かったのではないでしょうか。

 

 

堀口選手は、まだまだ実力は健在ですね!

まあ、ほぼ間違いなく優勝するのではないでしょうか。

 

 

しかし、日本でスターとなる可能性が強いのは、那須川選手の方だと思っています。

なんとなく雰囲気で、ですが笑。

 

 

 

 

 

RIZINは以上。

 

 

2試合というかRIZINの試合全体的に思ったことが2つあります。

それは、

・高田延彦さんがうるさい。

・ルールが統一化されていない。

ということ。

 

 

まず一つ目は、そのままです。

といっても前から変わらないことなので、もういいですが僕個人としては、もう少しTKのわかりやすい技術解説を聞きたいので、できればマイクを外して驚いていてほしいと思いました。

「すげー!」「どこまで行くんだ!?」「次元が違うね!」などは誰でも言えます。

ゲスト解説の関根勤さんとか本当に格闘技未経験のファンの方におっしゃっていただいた方が、見ているファンとの共感などは得やすいのではないでしょうか。

 

 

次に、ルールが統一されていないということですが、

1Rはキックルール、2RはMMAルールとか、やたら色々その試合のためだけに作っていましたが、そんなのしてどこまでこの大会長く続かせようと思っているのか疑問に思いました。

 

そもそも何のジャンルで強い選手なの?ってなりますし、それって世界でも通用するやり方なの?っても思います。

 

そりゃ他ジャンルの有名な選手同士の試合は組みやすいので、短期的に話題にはなるでしょう。

しかし、その盛り上がりはそこまでで、その後に海外での評価が得られにくくなる可能性があると僕は思います。

これは何のジャンルで有名な大会で、何の試合で勝利した選手なの?みたいな。

せっかく、MMAっていう競技も世界的にも認知されつつあるんだから、異種格闘技戦みたいな中途半端なことやらないで、キックならキック、MMAならMMAなど統一してやらないと、

日本人選手も世界に進出しにくくなって、堀口選手を輩出するのは難しくなると思いますよ。

外国の選手もお金でしか釣れなくなくなって、その流れで古い選手を何度も使い回してしまい、また昔の大会みたいに消滅して行くというシナリオも思い浮かんでしまいます。

 

僕は、そんな一発のみで盛り上がるようなイベントより、バンタム級トーナメントなどの、若い選手達が活躍して目立てる大会へと力を注ぐべきではないかと考えます。

UFCがTUFという選手のドキュメンタリー番組を放送して人気を博したように、そういったプロモーション方法に力を入れた方がじわじわ人気が上がってくるのではないかと。SNSの時代ですし、口コミの力は大きいはずですし。

 

 

RIZIN結構、盛り上がってそうなので、色々書いちゃいましたが、

今後も盛り上がって行くように応援しております! 

 

 

 

 

ジョン・ジョーンズ VS ダニエル・コーミエ(UFC214)

「ジョーンズKO勝利」3R3分1秒

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いやー、久々のUFC視聴、久々のジョン・ジョーンズ選手、久々の西さんの実況で面白かったです。

 

ジョン・ジョーンズ選手強さ変わってないやん!っていう。

 

コーミエ選手も2Rからエンジンかかってきて、前に前に詰めて良い展開だったんですけどねー。

後退していたジョンジョーンズ選手の突然の左ハイキック一発によって、勝敗は喫してしましました。

左ハイでぐらつかせた後のラッシュはとても迫力ありましたね!

 

MMAはボクシングと違って、倒れても相手が降参するか気を失うか動かなくなるまで続行させるため、ラッシュの時はボクシングよりも全然迫力があります!

たぶん、初めてMMAの試合見る人は、「うお!ここまでやんの!?」って思うと思いますよ笑。

 

 

試合内容以外にも、レフリーのジョン・マッカーシーさんやグレッグ・ジャクソンさんのなどの名前を耳にした時は、またまた懐かしくなりました。

レフリーのハーブ・ディーンさんもまだいるんでしょうかね。

 

 

そして、ボクシング名リングアナのマイケル・バッファーさんの弟、

UFCのリングアナ、ブルース・バッファーさんの「IT’S TIME!!!」の掛け声も以前と変わらず盛り上がっちゃいました笑。

 

 

 

久々で試合内容なんかより、他のことにいっぱい注目しちゃいましたが、

試合見て思ったのが、ジョン・ジョーンズ選手はさっさとヘビー級に行って2階級制覇すべきだ、ということです。

 

クスリとか色々問題ありましたが、今回の試合で克服できて大丈夫なら、もうライト・ヘビー級に敵はいないでしょう。

体自体もそもそもが大きすぎるんです。

ブロック・レスナー選手にアピールしてましたが、よくやった!って思いました。

 

 

ちなみに僕が一番見ていた頃の安定政権(フライ級:ジョンソン、フェザー級:アルド、ウェルター級:GSP、ミドル級:シウバ、ライトヘビー級:ジョーンズ)の中で、

唯一変わっていないのは、フライ級とライトヘビー級だけです。(この頃のこの選手たちはホントヤバ強だった。。)

 

もう長期政権はいいでしょう。楽しみにしてます。

 

(追記)

懲りないな。せっかく楽しみにしてたのに。

もう終わりは近いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

以上。

 

 

 

やっぱりなんだかんだ、UFCの方が見ていて面白かったかな。僕は。

 

ただ、DAZNの1ヶ月無料期間過ぎても見続けはしないでしょうが笑。

だって、さすがに以前ほど勢いのある面白さを感じないから。あと、新選手覚えるのもしんどいかもだし。

 

メイウェザーのボクシングスタイルが普通となっている今のボクシングを見て批判する昔ながらのファンの方の意見もわかる気がします。。

 

 

 

ということで、いつの間にか書いてたら長くなりましたが、

今後はMMAについても述べていこうと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

ではでは。