インディーは考えた!

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【2020年ボクシングまとめ】「ジャブで倒す!」インディーが選んだトップ3選!

 

2020年のボクシング界は、ウイルス蔓延というまさかの事態で、なかなか興行が行えない状況となりました。

4月からはほぼ試合がありませんでした。

僕も含め多くのボクシングファンが退屈極まりない時間を過ごしていたので、ボクシング選手の皆さんの辛さは計り知れなかったと思います。

開催予定だった東京五輪も中止になり、盛り上がるはずだったアマチュアボクシングも一旦ストップ。

そんな時期も乗り越え、9月からは大小規模いろんな興行が徐々に復活。

年間試合数、特にビッグマッチはかなり減ってしまいましたが、そんな中でも興奮を届けてくれた試合はたくさんありました。

むしろ興行数が限られたことで、1試合への注目度は高くなり、そこでの素晴らしい結果はより密度が増したように思います。

そんな密度たっぷりの試合から、インディーが興奮した試合を中心に、恐縮ながらピックアップさせていただきましたので、どうぞご覧ください。

  

 

インディーが選ぶ、ボクシングベストマッチランキング2020 TOP3!

※2020/12/29時点

第1位 ワイルダーVSフューリー Ⅱ

第1位にさせていただいたのは、ヘビー級スターのリマッチ、フューリー選手がまさかのKO勝利した試合です!

第1戦目よりも8キロ体重を増やし、1R目からガンガン前に出ていくジプシーキング。それを見た時、本当に倒しにかかっているんだなと誰もが意外に思ったことでしょう。

対するワイルダー選手も、ワンツーを中心に応戦。

緊張感たっぷりの中始まったので、インディーはめちゃ興奮しました。

そして、3R目にフューリー選手がワイルダー選手初のダウンを奪って、そこからは一方的な展開。

こんな展開、ほとんどの人が予想してなかったんじゃないかと思います。

第1戦、第2戦、と、大興奮の試合を魅せてくれた両選手に、大感謝です。

   

第2位 デービスVSサンタクルス

ここ最近で一番興奮した瞬間が見れた試合がこれです!

デービス選手が圧倒するかと思っていたところ、まさかのサンタクルス選手が好戦!いや、序盤3Rまではむしろ勝っていました。正直デービス選手負けるんじゃないかとも思ったぐらいです。

しかし、4,5Rからはボディを中心に巻き返し、サンタクルス選手も当然打ち返し、一進一退の展開が繰り広げられます。

そして、結末は突如訪れました、、!

 

もうね、やばかったです。

打ち合いでお互い引かない展開からの、一発KO!

リアルタイムで見ていた時の興奮と言ったら、、忘れられませんね!

 

第3位 タイソンVSロイジョーンズ

そして、第3位は、レジェンド同士の1戦!

興奮したというよりも、感謝した試合ですね。

インディーは20代半ばなので、30年前の両選手全盛期の試合は、リアルタイムでは当然見れていません。

しかし、この試合のおかげで、僕が生きているうちに、見ることができました。

しかも仕上げてきてくれた状態で。特にタイソンの仕上がりはすごかったです。

ありがとうございました!

 

その他 候補

その他、トップ3ではありませんが、注目していた試合は以下の通りです。

 

・井上VSマロニー

我らが日本の宝、井上尚弥選手、初のラスベガスでの試合、かつ初のプロ無観客試合ということでしたが、無事に勝利しました!

日本人として、注目しないわけがない試合ですね。

 

・ロマチェンコVSロペス

まさかの番狂わせ!

個人的には今でもロマチェンコ選手が勝っていたと思っていますが、ロペス選手勝利でも異論はありません。

それぐらいロペス選手の勢いや力強さが光った試合でした。

再戦しても、ロペス選手が勝つと思います。

 

・バランチクVSセペダ

両選手合計8度のダウン!、という激闘中の激闘でした。

試合数が制限されていたからこそ、1年振り返ると余計に目立つ試合ですよね。

(引用元:YouTubeトップランクチャンネルより)

  

番外編:ジャブがすごかった試合 

はい!タイトルにもありますが、

2020年は「ジャブで倒す」ことが多い1年でした。

ざっと軽く思い出しただけでも、6試合はあります。しかも好カードで起こっています。

普通ジャブで倒れることってないんですけどね。。 

 

・9/27「弟チャーロVSロサリオ」:8Rの左ボディジャブでKO

(引用元:YouTubePBCチャンネルより)

 

・12/13「中谷VSベルデホ」:9Rにジャブでダウンを奪い、その後攻めて逆転勝利

(引用元:YouTubeトップランクチャンネルより) 

 

・12/12「ゴロフキンVSシェルメタ」:7Rのジャブでダウンを奪う

(引用元:YouTubeDAZNチャンネルより) 

 

・11/15「クロフォードVSブルック」:4Rに右ジャブで奪ったダウン

 

・8/23「エレイデルアルバレスVSスミス」:9Rのワンツースリーのジャブで吹っ飛ばす

(引用元:YouTubeトップランクチャンネルより)

 

・11/29「ジョージョイスVSデュボア」:10Rまでジャブを当て続けて心を折る

(試合映像は公式YouTubeチャンネルにはなさそうでした。)

 

ここからは、ジャブで倒したわけではないんですが、ジャブがとても有効だった試合です。

 

・12/6「スペンスVSガルシア」:ほぼ右だけで勝ち!?

 

・12/20「カネロVSスミス」:身長リーチ差関係なく華やかにヒット

 

ということで、ジャブで倒した試合のご紹介でした!

ジャブで倒せるのが普通になったきたということでしょうか? 

これは来年またわかります。

 

インディーが選ぶ、2020年ベストKO賞

11/1「デービスVSサンタクルス」6R2分42秒の左アッパー

 文句ないでしょう!

 

インディーが選ぶ、2020年ベストラウンド賞

2/16「ブライアント・ペレラ VS アベル・ラモス」10R

詳しくは以下の記事や動画で見ていただけるとわかるのですが、久々に大逆転勝利というものを見ました!

ぜひ見ていない方は見ていただきたいです!

 (引用元:YouTubePBCチャンネルより)

 

インディーが選ぶ、2020年MVP賞

”TANK” ジャーボンテイ・デービス

ガンボア選手やサンタクルス選手といった、有名選手との対戦が増えてきており、そこにしっかり勝利したデービス選手。

派手なKO、スターが増えてきている階級だけあって、どんどん目立つことが多くなってきそうです。 

 

2020年のボクシングについての感想

・プロボクシングについて

会場での盛り上がりが抑えられた中での試合を余儀なくされたプロボクシング。

コロナで一時期試合はストップしましたし、観客動員もまだまだ100%には戻せないと思いますが、とりあえず試合自体は無くならないこともわかりました。

対策方法については、個人的にはいろいろ思うことはありますが、、、

ただ、文化的な話にもなってくるので、現実的な意見ではない気もしています。。

 

また、海外ではYouTuberが興行を行うなど、多様性も生まれてきつつあります。

日本ではRIZINが集客という部分に関しては上手いと思いますが、若干エンタメによりすぎてるのは否めませんし、とはいってもボクシング界だけでは伝統感や身内感が強すぎて集客力が弱すぎるので、なんかこの中間があったらいいのになーと思った次第です。

 

・アマチュアボクシングについて

来年も東京五輪、難しそうですね。。

日本国内の全国大会ですら、満足に行えていない様子です。

このままやと、未来のボクシングスターたちが育たないので、若者ボクサーたちの試合は一番に優先して欲しいと思っています。

もしもの時の運営責任や対策準備の大変さは僕も仕事柄わかりますが、0か100かで片付かない段階ですし、そこをなんとか実施してくれると運営のプロとしてすごいなーと思いますので、期待しています!

 

2021年のボクシングへの期待 

・世界のプロボクシング

面白い階級は、ヘビー級とライト級ですね。

特に、ヘビー級は戦国時代に突入しつつあります。

戦績的にトップであるフューリー選手を中心に、抜群の人気と実力のジョシュア選手、負けてなお迫力が期待されるワイルダー選手、のトップ3。

すごいのはここからで、それ以降にも、ウシク選手、ジョイス選手、アジャグバ選手、デュボア選手、オルティス選手など、巨人たちがまだまだ勢揃いしています。

いくらでもカードが思いつきます、、!

ジョー小泉さんが提言されているように、日本もヘビー級にかちこんでいけると確かに盛り上がりそうです。

 

次にライト級。

ヘビー級ほどではありませんが、この階級も混沌としつつあります。

やはりロマチェンコ選手が負けたのはおおきいです。

そのきっかけとなったロペス選手、デービス選手、ガルシア選手、など華のある選手たちが並んでいます。

かつ、日本人としても中谷選手がいるので、ますます目が離せません。

若すぎて、全選手の実績がウェルター級なんかに比べると不十分という感じもしますが、来年次第では化ける階級でしょう。

 

少し以前よりも盛り上がりに欠けたのがウェルター級です。

十分魅力ある選手が多いですし、相変わらず好カードばかりなのは間違いありませんが、以前ほど戦国感はありません。

トップ戦線が変わりなくまとまってきちゃったからでしょうね。

だって、超単純に言って、クロフォード選手とスペンス選手が対戦すれば全てがまとまるんですから。

あとは、PBC傘下の選手たちがちょろっと対戦して盛り上げる、って感じです。同じ傘下のスペンス選手がそこに巻き込まれるかもなってぐらいでしょう。

まあ、そもそも強い選手がおりすぎて、感覚がおかしくなってるのもありますけどね笑。

ヘビーやライトみたいに新しいスター候補が出てくるのって大事なんだなって思いましたとさ。

 

・日本のプロボクシング

最近、動画配信サービスを活用した流れが目立ってきてますね。

時代に合ったサービスが出てくることは良いことだと思います。

ただめちゃすごいとも思わないので、お金も払いませんし特に思うこともありませんが笑。

興行面でいうと、個人的には、パブリックビューイング、映像の多角化なんか面白いと思っています。5GやVRが当たり前になると、すぐ実現するでしょうね。

 

・実現してほしい対戦カード

①フューリーvsジョシュア

まあ2020年内は厳しいでしょう。できてコロナ落ち着いて観客動員できる来年末とか?

 

②ゴロフキンvs兄チャーロ

ミドル級で1番見たいカードです。プロモーター的に実現低そうですが。。

 

③デービスvsロマチェンコ

今さらメイウェザー陣営が望まないでしょうが、新旧対決として見てみたいです。

 

④スペンスvsサーマン

これは同じPBC傘下としてかなり熱いカードです!現実考えると1番注目してます。

 

⑤クロフォードvsパッキャオ

これも2020年内にありえると思っているカードです。めちゃ良い試合になると思います。

 

⑥中谷vsロペス2

ぜひ!

 

あとは、実現したらしたで不安ですが見てみたい、

⑦井上尚弥vsリゴンドー

技術戦好きなのでカシメロ戦より見たいです。

 

もう一つ、1番低い確率として、

⑧カネロvsウォード

そう、ウォードとは、あのウォードです!笑

ぜひ復帰してやってほしいなー。

 

・ブリッジャー級について

絶対いらないです。

ただでさえブリッジャー級の下となる予定のクルーザー級は不人気。この理由は、どうせなら一つ上の階級でトップのヘビー級で、と思ってる選手が多いからだと考えます。

そうすると、そこらへんの階級で増やしたって根本的には一緒なんですよね。

選手の安全とか考えるならクルーザーとヘビーの境界線を上げたり、ヘビー級に125キロぐらいの上限つける方が良いと思います。

 

おまけ:インディーの今後

ご存知の通り、最近は動画もよく更新しておりまして、ブログも一緒に引き続き更新したいと思っていますので、どうかお付き合いください。

超理想としては、とあるwebサービスを公開したいんですけどね。どーもセキュリティやらリソースやらが中途半端で。。笑

 

(まあまあ好評の150秒紹介シリーズ)

 

(反応が微妙な試合の予想&感想など)

 

 

 

 

 

以上。

 

2021年も、どうぞよろしくお願いいたします!

 

ではでは。