【試合予想】11/3サウル・”カネロ”・アルバレスVSセルゲイ・コバレフ
カネロ、、まだ早いんじゃないのか?笑
— インディー (@k_indiiii) September 8, 2019
冒険しすぎというか。
先にチャーロ兄弟とかサンダースとかおるからそっち先にした方がいい気するけどな。 https://t.co/8ZBap9CbR2
キャッチウェイトでもないのか。。コバレフからしたらとりあえずおいしい話だよな。
— インディー (@k_indiiii) September 14, 2019
こういう挑戦ができるから、スターなんだろな、カネロ。
ミドル級王者のカネロが2階級アップ! <br/>11.2ラスベガス L・ヘビー級王者コバレフ戦決定 https://t.co/K14U1hRGXM #boxingnews.jp #ボクシングニュース
試合予想
11/3 サウル・”カネロ”・アルバレス VS セルゲイ・”クラッシャー”・コバレフ inラスベガス(MGMグランドガーデン・アリーナ)
(引用元:カネロ同時3階級制覇へ「スキルいかせば勝てる」 王者コバレフ「キャリア最大の試合になる」 | Boxing News(ボクシングニュース))
1.データ比較
全然違うのは、体格です。
現在のナチュラル階級であるミドル級から2階級上げてLヘビー級に挑むのですから当然です。
身長差が8㎝あります。数字上ではリーチに差はありませんが、あくまでも数字上ですから、長さの違いは感じるでしょう。
それ故に、パワーはもちろんコバレフ選手に分があるでしょう。フィジカル、パンチ力共にです。
カネロ選手優勢なのは、スピードとディフェンス力です。
耐久力もカネロ選手でしょう。ゴロフキン選手のパンチを受け止めきったのですから、おそらくLヘビー級のパンチも大丈夫だろうという予想です。まあ、コバレフ選手のパンチとなるとわかりませんが。。
コバレフ選手の方は、顔面は普通ですが、ボディが弱いです。
逆に共通点といえば、後半のスタミナ不足です。
本当に両選手とも後半のスタミナがありません。世界戦の後半はほぼ確実にバテてます。
また、ボクシングスタイルは互いにボクサーファイターで、一見同じように見えますが、どちらかというと、カネロ選手は接近戦に、コバレフ選手は中間距離が得意です。
今回の試合は、互いに得意な距離に持ち込んで戦えるか、がカギだと思います。
2.予想する試合展開
序盤1,2Rはお互い様子見でしょう。
勝負は3,4Rあたりからだと思います。
今回の両選手のキーパンチは、カネロ選手はボディ、コバレフ選手はジャブです。
つまり、これらのパンチが当たる距離、上にも述べた接近戦になるか中間距離を保てるかというところがポイントです。
様子を見た後に中盤以降のペースをどっちが握れるかというところで、3,4Rはかなり重要でしょう。
そこからの流れ次第で後半は左右されていくと考えています。
ここからは両者それぞれで良い戦法を具体的に想像してみます。
まずカネロ選手。結局どう潜り込むかってところになります。
個人的に良いと思うのは、ウォードが再戦で使ったガードあげて走るようにガーッと突っ込んでクリンチするぐらいの距離で腹にパンチを叩き込んでいた方法です。
1戦目で腹が弱い、意外と中間距離のスキルがある、と感じたウォードは、開始からかなり離れるか接近するかの2つの距離で戦っていました。コバレフ選手のパンチの距離にはいないよう気をつけていたのです。
でも遠い距離の方だと自分のパンチは当たらないしコバレフ選手もその距離は苦手じゃない。だから結局接近戦を選び、時々顔面にも見栄えのいいパンチを打ってポイントとダメージを稼ぎ勝利につなぎました。さすがウォードといった感じでした。
もう、実行できるなら、カネロ選手もこのまんまでいいんじゃないかと思うんです笑。過去に良い例があるからこれを真似しよう!みたいな。
気になるところは、確実に当たるであろうコバレフ選手のジャブを平気に耐えれるか、です。
これだけは、予想できませんが、平気に耐えれたら、ウォード戦法よりももっと楽に入り込むことができるでしょう。
耐えれなければ、カネロ選手ヤバいでしょう。
次に、コバレフ選手です。
こちらはどうやって入らせないか、なんですが、やっぱりジャブ、得意なカウンターの右ストレートをいかに当てて止められるかに限ると思います。
んー、、それぐらいですかねぇ笑。具体的なシーンはパッと出てきません。いつもそういう感じで戦ってる印象だからでしょうか。
ま、いつも通りで、ジャブを多めにという感じですよ。
ちなみに、効かせることはできてもダウン、あるいは、KOするまでのダメージを与えるのは難しいと思います。かなりディフェンス良いし打たれてもタフですから、カネロ選手は。
可能性があるなら、体力が落ちた後半です。
判定に恵まれるカネロ選手から確実に勝利を奪いたいなら、そこ突きたいんですが、コバレフ選手もバテやすいですからね。難しいでしょう。
とはいっても、普通に考えたら、下の階級から上がってきた選手をその階級の王者が迎え撃つわけですから、優勢であることは間違いありません。
対策云々よりいつも通りの戦いで前進を止められるかに期待です。
3.結論
なんか、試合内容の予想は、ジェイコブス戦と似たような感じになってしまいました。。
が、結論は、、
カネロ6RKO勝利!
左ボディを決めて勝利だと思います。
判定も強いので、意外と70%ぐらいカネロ勝利予想です。
もちろんこれには、僕がカネロファンであり、チャレンジする選手を応援したい、という感情、期待もこもっていますけどね笑。
最近は有名選手の階級上げての挑戦は失敗傾向にあり、予想通りすぎて面白くないので、その流れを是非ぶっ壊してほしいと思います。
・その他
しかし、カネロ選手はよくこの試合を受けましたね。(どちらがオファーしたか知りませんが。)
コバレフ選手にとっては、キャリアも終盤に差し掛かり始めた時期に、人気選手と、自分の適正階級で、戦えるんですから、超おいしい話であるのは間違いありません。負けてもとりあえず大金は手に入ります。
一方の、カネロ選手にとっては、今回特別に大金を得られるわけではないでしょうし(すでにDAZNと大型契約済みのため)、階級UPに伴う危険もあるため、かなりの冒険となります。
派手なKO負けなんかしてしまうと、自分の商品価値を大きく落としてしまう可能性すらあります。
今やるのではなく、まずは、身近なミドル級の他団体王者たちとプチビッグマッチをして片付けていってから、階級UPというのが無難で理想だということは誰が見てもわかります。
にも関わらず、これを決めたということは、大型契約した以上とりあえず目玉戦を作っとかないとという想いと、カネロ選手自身が自分の限界に挑戦したいという想いが強かったからではないでしょうか。
前者は現実問題なので誰もがこの想いを理解できると思います。
しかし、後者の想いはカネロ選手しか理解できません!いつまでもチャレンジャーでありたい、伝説つくりたいってことですよ!
これがスターたる所以ですね。他の選手にはマネできません。
こういうの見てると、ゴロフキンはなぜ階級アップしないんだろう、と思う。
— インディー (@k_indiiii) September 19, 2019
カネロ同時3階級制覇へ「スキルいかせば勝てる」 <br/>王者コバレフ「キャリア最大の試合になる」 https://t.co/kPOPWRMy2W #boxingnews.jp #ボクシングニュース
かといって、無謀な挑戦というわけでは全くないことも、こうやって冷静に予想記事を書いてればわかります。
これは、やる、と言い出さなければ、気づけなかったことです。
ホント、同じ20代として、自分が情けなく見えすぎるぐらいすごいです。。
そりゃファンはつくわけです。
しかし、これに勝ったら、ホントにだれがカネロ選手を止めるのか、、、ますますわからなくなりますな。
あ、でもそしたら、またこうやってチャレンジするのかもな。。すごっ。
(追記2019/11/3)
今回の予想、良い線いってます笑
以上。
11月12月は、注目の試合がいっぱいですね。
なので、ブログの更新がんばりはじめようと思います!笑
ではでは。