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インディーが選んだベスト10戦!2018年ボクシングまとめ!

 

今年も1年終わってしまいますね。

昨年が超ビッグマッチイヤーだったため、どうしても今年は大人し目の対戦カードばかりだったように感じてしまうインディーなのですが、それはしょうがないです。

来年は?ってなると、おそらく同じようなレベルのカードが並ぶと考えられますので、ただ単に、2017年のボクシングが魅力的すぎただけだけなのです。

 

しかし、試合の中身、盛り上がりとしては昨年よりも魅力的なものが若干多かったように思います。

特に、打ち合いが多かった印象ですね!熱い熱いぶつかり合いです!

なので、上位のランキングは悩みました。。

前置きが長くなるとさらに長くなるので、早速、ボクシング2018年のインディーランキングを発表していきたいと思いまーす!

※この記事は、2018/12/21時点の内容です。

 

 

 

 

 

 

 

インディーが選ぶ、ボクシングベストマッチランキング2018 TOP10!

第1位 ワイルダーVSオルティス

映えある第1位は、3/4にニューヨークで行われたブロンズボマーVSキングコングにしました!

両選手が追い込み追い込まれる、非常にスリリングな展開でした。

特にワイルダー選手が、プロボクシング人生で初めて追い込まれた7R目以降は、感想記事のタイトル通りでした。

2018年の試合で1番最初に印象に残り、1番最初に面白いと思えた試合だったこともあり、第1位とさせていただきます。

 

第2位 ワイルダーVSフューリー

続いて第2位にも、ワイルダー選手の試合がランクインしました!

1位の試合と非常に迷いましたが、この試合の方は両選手共に大きな山場が何度も訪れていたわけではなかったため、2位としました。

しかし、試合前と後のトークバトルも含め、エンターテイメント性をとるなら、つまりイベントとしての面白さなら、間違いなくこの試合がトップです。

今後のヘビー級を良い意味で混乱させて盛り上げてくれた巨人対決でした。

 

第3位 カネロVSゴロフキン Ⅱ

昨年の初戦でドロー判定を下された因縁の関係に決着が着き、次世代のスター、カネロ時代の本格的な幕開けとなった試合でした!

まさか、本当に足を止めての打ち合いに挑むとは。予想ではそうすべきだと書いていましたが、実行してしまったところに驚かされました。

当然両選手打ち合いとなり、拮抗した状態が終始続いた好試合でした。

 

第4位 木村VS田中

日本人の世界戦では、最も白熱した戦いだったのではないでしょうか。

突貫ファイターの木村選手に対して、打ち合いで応じた田中選手。木村選手に負けないぐらいめちゃめちゃ気持ち強かったです。

もう少しテクニックを駆使すれば、、って声もあったようですが、僕は今回の戦い方で問題なかったと思いました。変に小細工すると迷いが生まれて気持ちがブレて、そこに攻め入るいつもの木村選手のパターンに持っていかれそうだったからです。

WBOも年間最高試合に選出しているとかで、世界的なボクシング団体からも評価されている試合となりました。

 

第5位 リナレスVSロマチェンコ

この試合を評価したいと思った理由は、ただ一つ、ロマチェンコ選手がダウンしたからです。

完璧なダウンでした。超驚きました。

ダウンを奪ったリナレス選手が、中盤以降はちゃんとハイテクボクサーの動きに対応していたのにも驚きました。

残念ながら、ボディでKOされてしまいましたが、それまでの公式採点結果は同じぐらいだったという非常に僅差の戦いでした。

ロマチェンコ選手も人間なんだって思えて、僕の中では好感度が上がる機会にもなりました笑。

 

第6位 ララVSハード

完全に対照的なボクシングスタイルの対決となり、軍配はファイター型のハード選手に上がりました。

ララ選手はアウトボクシングだけでは通用しないと序盤から思ったのか、早々に打ち合いにも応じていきました。

結局、気持ちの勝負となった試合でしたが、最後は体の方が追いつかなくなったアウトボクサーの方が崩れ落ちてしまい、結果的にこれが判定の決め手となった激闘でした。

 

第7位 井上VSパヤノ

井上選手のKOシーンが衝撃的すぎたのでランクインです。

興行面でも、今までの日本国内には無い輝きがあり、素晴らしいものでした。

 

第8位 コバレフVSアルバレス

エレイデル・アルバレスというあまり注目されていなかった選手が、あの"クラッシャー"コバレフ選手を完全KOで終わらせたのが試合です。

まぐれではなく、実力でこの結果を手繰り寄せた感じがしました。

現在のライトヘビー級で試合している王者の中で唯一ロシア人(グボジアク選手を含めるなら旧ソ連)ではないのですが、今後予想される統一戦でロシアンキラーとなれるか、見ものです。

 

第9位 クロフォードVSホーン

2018年インディーPFPでNo.1のクロフォード選手が、ウェルター級に階級を上げて挑んだ試合だったのですが、階級を上げてもその強さに衰えは無く、完璧なパフォーマンスを魅せてくれた点を考慮しました。

これ以降、ウェルター級をますます面白くしてくれるスタートにもなりました。

 

第10位 シーサケットVSエストラーダ

突進するシーサケット選手に対して、それをいなすエストラーダ選手だったのですが、軍配はタイ人へ。

接戦だったと思いますが、僕はエストラーダ選手を117-111で支持しました。

見返してもエストラーダ選手じゃないかなーと思ったのですが、、ホント、採点ってわからないものです。

 

ちなみに10位にランクインさせるかどうか迷った試合はドネアVSフランプトンでした。

ただ、フランプトン選手の魅力に気付くきっかけとなったってだけで、競った試合ではなかったかなーと思い、ランク外としました。

 

 

 

 

 

インディーが選ぶ、2018年ベストKO賞

10/7 井上尚弥VSファン・カルロス・パヤノ戦 1R 井上尚弥によるワンツーの右ストレート

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(引用元:Champion Naoya Inoue of Japan knocks down challenger Juan Carlos... ニュース写真 | Getty Images

パヤノ選手を仕留めたワンツーの右ストレートです。

文句ないでしょう。

たった4発でアジャストしました。

完璧なパンチでした。神がかってました。

進化した日本興行!/ボクシング感想(井上尚弥VSパヤノ) - インディーは考えた!

 

インディーが選ぶ、2018年ベストラウンド賞

12/2 ワイルダーVSフューリー 12R

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(引用元:Tyson Fury and Deontay Wilder hug each other at the end of WBC... ニュース写真 | Getty Images

大の字になって倒れる巨漢フューリー選手。

誰もが「終わったーーー!!よな?」という感じだったと思います。

しかし!そこでも観客を楽しませてくれるのがこの男。

若干長めのカウントを与えてくれた優しいレフリー、ジャック・リースさんに、「当然、戦い続けるぜ?!」と言わんばかりに目を見開き、再び爆撃機に立ち向かっていきました。

もう一度当たれば、今度こそは確実に終わるといった状況の中、容赦無く飛んでくる爆弾を必死に避けながら、いつかくると信じて自らの機をグッと堪えて待つ英国人。

すると、案の定、さすがの疲れもあってか、爆撃機から出る玉数が減り出しました。その様子を見逃さず、やっぱりきたな!と言わんばかりに、太い腕を振り回し始めた大男。

右ストレート、左フックが連続でヒットし、今度は一点、ワイルダー選手にピンチが訪れました。

両選手共に一進一退の攻防が繰り広げられながら試合のゴングが鳴り、あんなに試合前いがみあっていた二人も、遂には、互いの検討を称え合い、認め合いながら、抱き合うのでした。

見ているファンも、引き分けという白黒つかない結果ではあったものの、両選手の試合中、そして試合後の雄姿を見れば、むしろ非常に満足度の高いイベントを経験できたのではないでしょうか。

今回の主役は、、、/ボクシング感想(ワイルダーVSフューリー) - インディーは考えた!

正直、ワイルダーVSオルティスの7Rとも非常に迷いました。あのワイルダー選手が、まさか、本当に負けるかと思いましたからね。ガチで。

「自分が苦しい時は相手も苦しい」とはまさに!/ボクシング感想(ワイルダーVSオルティス) - インディーは考えた!

しかし、両者がピンチを迎えたという点、そのまま試合終了後のあの姿を見られた点を考えると、やっぱりこのラウンドだったかなーと、インディーは思います。

 

インディーが選ぶ、2018年MVP賞

”The Bronze Bomber”・デオンティ・ワイルダー

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(引用元:Tyson Fury is confronted by rival boxer Deontay Wilder after... ニュース写真 | Getty Images

僕の中では問答無用でこの人です。

試合ランキングでもトップ2を占めたような試合の中身はもちろん、話題性でも大活躍だったと思います。

来年は、ヘビー級の他2人を巻き込んでの活躍となるでしょう。

 

ちなみに、井上選手も一瞬頭をよぎりましたが、強すぎたせいで熱い印象が残りませんでした。WBSSで苦戦すれば、もっと面白い試合が見れるはずなんですけど、今の感じだとどうでしょうか。。笑

ライバル欲しいですね。

 

2018年のボクシングについての感想

ざっくりいうと、新しい変化が起こり始めた年でした。

主なものを挙げるなら、

・アマチュアボクシングの変化

・日本人の海外進出

・特定の階級に注目選手が集結

です。

 

まずは、ボクシングファン関係なくさまざまなメディアでも取り上げられた、アマチュアボクシング界のドン、山根会長の問題です。

最終的に全ての役職を辞めることになりました。今後はクリーンなイメージをつくり、プロボクシング界とも前向きに協力していくそうです。

ただ、サンジャポのおかげで、山根元会長には面白いキャラという印象が残りました。

なので、あんまり嫌いになれてません笑。

 

また、日本人ボクサーの海外進出も目立ちました。

村田選手はまさかの敗北を喫しましたが、伊藤選手は海外でのベルト獲得に成功しました。

他にも、井岡選手、年末には京口選手などが進出。

視聴方法もいろいろありますから、今後の日本人選手の活躍を見たいなら、チェックすることが欠かせなくなるでしょう。

 

注目選手の集結ですが、ウェルター級やヘビー級でそれが目立ちました。

ウェルター級は定番の激戦区なのですが、クロフォード選手の進出により、一層激化してしまいました笑。

ヘビー級は、ワイルダー選手、ジョシュア選手を中心に回っていたのですが、フューリー選手がそれをいい感じに荒らしてくれている状況です。

加えて、日本では井上尚弥選手が参加するWBSSの影響で、バンタム級も注目されています。

来年もこれらの階級が目立つでしょう。

 

ちなみに、ボクシングの放送形態の多様化も忘れてはいけません。

HBOがまさかの放送終了し、代わりにDAZNが本格的に乗り出してきています。

ボクシング界、いやスポーツ界だけでなく、どんな業界でも変化している時代なので、今後2、3年は外からの影響も含めて、どんどん新しい変化が期待できるはずです。

 

2019年のボクシングへの期待

・ヘビー級、ウェルター級の頂上決戦へ

ヘビー級は、もちろん、ワイルダー選手、フューリー選手、ジョシュア選手の三角関係に注目です。誰が勝つのか、予想するのはかなり難しいです。

ウェルター級は、名選手が多すぎて混乱しそうですが、やっぱり、クロフォード選手、スペンス選手、サーマン選手の実力が抜きん出ていますので、そこが対戦するかどうかが注目ポイントです。

3/17のスペンスVSマイキーの結果次第では、マイキー選手も食い込んでの更なる競争率アップが期待できます。

2018年同様、2019年でもこの2階級からはさらに目が離せませんね。

ちなみに、これらの階級以外で活躍しそうなボクサーを単体で挙げるなら、カネロ選手と井上選手でしょう。

カネロ選手は大型契約を交わしたことからどんどん世界を巻き込めそうですし、井上選手は日本国内ではダントツに期待されている唯一の選手となってしまったからです。

 

・2020年の東京五輪出場に向けて

いよいよ、その出場選手達も決まってきます。

2019年に僕が1番注目しているのは、フェザー級の出場権争いです。

上のブログも参考にしていただきたいのですが、バンタム級とライト級という日本で1番層の厚い階級であることに加えて、その中の注目選手(堤選手、松本選手、村田選手、森坂選手、藤田選手など)がぶつかり合うことを考えると、興奮しないわけがありません。

余裕で金取れるぐらいのハイレベルで面白い試合が繰り広げられること間違い無しです。

アマチュア界からも一層目が離せません。楽しみ!

 

 

 

 

 

以上。

 

 

あと、来年は、ブログの更新以外にも、ボクシングに関するモノに色々手を出して発信できたらなーって思ってます。

実はもうできてたりするやつもあるんですけどね。公開するのはまだ色々と問題あるかなーとびびっちゃってるんですよ笑。独学の限界かね?笑

 

 

ではでは。