接近戦最強説/ボクシング感想(カネロVSフィールディング)
これはメイウェザー並の契約だな。1試合の報酬はPPVじゃない分負けるだろうけど。
— インディー (@k_indiiii) 2018年10月19日
カネロがDAZNと大型契約、11試合400億円強! https://t.co/AWCL18bBmG
メイウェザーの報酬に並んだカネロ選手。
ボクシング界に乗り出してきた動画サービスDAZNによる、大スター、カネロ選手の第1戦目(日本時間12/16(日)開催・放送)の感想を、やや遅れましたが述べていきます。
サウル・”カネロ”・アルバレス VS ロッキー・フィールディング
(引用元:Canelo Alvarez digs to the body of Rocky Fielding during their WBA... ニュース写真 | Getty Images)
◯結果
・「カネロTKO勝利」3R2分38秒
だろうな、とは思って見ていましたが、案の定カネロ選手の快勝でした。
試合開始のゴングが鳴り、対面した時、身長差、体格差をかなり感じたのですが、その差を埋めるように、カネロ選手がじわりじわりと詰めていき、序盤から接近戦での戦いとなりました。
互いにアッパー、フックのパンチが交錯しまくるぐらいの距離で打ち合いが続いていた1R。
2分が経過したあたりで、カネロ選手の右アッパーからの左ボディがキレイにレバーにヒットし、フィールディング選手がダウンしました。
それ以降からボディの防御を意識し始めた王者は身体がどんどん丸まっていきました。カネロ選手も当然のごとく、ボディを攻めました。
結局、王者フィールディング選手はカネロ選手のボディ攻めに耐えられず、2Rに1回、3Rに2回ダウンし、気を使ったレフリーにストップされてしまいました。
防衛に失敗してしまいましたが、表情は完全に「完敗だよ。。。hahaha」といった顔をしており、なんだか清々しさすら感じさせました。
・左ボディへのバリエーションが多彩!
しかし、この日のカネロ選手は、左ボディへのコンビネーションがかなり多彩でしたね。
オーソドックススタイルでよくある目立つのが、右アッパー左ボディ、(顔に)左フック左ボディを「タッ・タン!」のリズムで打つパターンなのですが、カネロ選手の場合それはもちろんとして、(顔に)左アッパー左ボディ、(顔に)左フック左アッパー左ボディ、(顔に)ジャブ左アッパー左ボディ、右ストレートを空振りさせて左ボディというパターンを加えています。ちゃんと試合中に、自然と。
他にも出していないだけで、試合が続いていれば、フェイントも織り交ぜてさらなるパターンを見せてくれたでしょう。
2発打つタイミングで3発打てるハンドスピードがあるからこそできる芸当です。
これが顔面に飛んでくることも意識しなければならないのですから、受ける側は大変です。。
・接近戦最強説
さらに、一発のパンチ力もあり、ディフェンスもでき、打たれ強い。
以前から接近戦での強さは目立っていましたが、前回のゴロフキン選手との再戦と、今回のように1階級上の世界戦を見ると、その強さは群を抜いているように感じてきました。
あのゴロフキン選手のパンチでさえ受け止めてしまうほどのタフさですよ?1階級上の世界王者を1Rで仕留めてしまうほどのパンチ力ですよ?
現在のミドル級、Sミドル級に、真正面から立ち向かって打ち勝つ選手はいないと思います。特にスタミナ全開の前半は最強です。
兄チャーロ選手もジェイコブス選手も、真っ向勝負なら確実にやられます。
今後カネロ選手と対戦するなら、打っては離れるを繰り返し、中間距離、あるいはアウトボックスする必要があるでしょう。
打ち合おうもんなら、カネロ選手の土俵に持っていかれます。また、会場の雰囲気も持っていかれます。会場を味方にできないと判定で不利になります。
んー、カネロ、接近戦最強説、ありますねー。笑
今後はジェイコブス戦の可能性が上がっているとかなんとか。面白そうですね。
ミドル級ならあとは兄チャーロ戦が見たいですね。
Sミドル級なら、クリス・ユーバンクJr.選手、ジョージ・グローブス選手あたりが面白そうです。カラム・スミス選手となら、リアム・スミス戦と絡ませるとまた興味深くなります。
んー、意外と対戦相手いますね。
やっぱスターが一人いるとその階級の注目度が違いますね。さすが、カネロ!!ビバ・メキシコ!!
以上。
1週間毎日投稿2日目。
明日は、年末のあの注目戦予想だよ。
ではでは。
(追記)
書きました。