インディーは考えた!

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予想通りのボディ打ち/ボクシング感想(カネロ・アルバレスVSセルゲイ・コバレフ)

 

 

サウル・”カネロ”・アルバレス VS セルゲイ・コバレフ

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(引用元:Canelo Alvarez hits Sergey Kovalev in the 10th round of their WBO... ニュース写真 - Getty Images

 

◯結果

・「カネロKO勝利」11R2分52秒

・インディー採点(10Rまで)

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カネロ選手が、2階級上のLヘビー級王者を手にしました!

しかも、強いと言われるコバレフ選手に!

最初ゴングが鳴って向かい合った時から最後まで、だいぶ身体のサイズが違ったんですけど、それをもろともせずKOしてしまいました。

身体のサイズは、計量の時から違いましたね。

 

試合展開は、予想していた「カネロ6RTKO勝利」という結果は違えど、ほぼほぼインディーの予想通りの展開になりました。

カネロ選手が接近戦に持ち込んでボディを攻められるか、コバレフ選手が中間距離を維持してジャブで止められるか、のどちらかだろうと思っており、前者の展開の可能性が高いんじゃないかなーと思っていたら、その通りだったわけです。

3,4Rあたりで流れを引き寄せられた方がその後の試合を有利に運べるんじゃないかなーってところも、当たってましたね。

1−3Rはお互い様子見で手数の分コバレフ選手有利な感じだったのが、4Rからカネロペースになり、そのまま終盤までカネロ選手が持っていきました。ある程度パンチの具合に慣れてから、グイッと前に出ることができた4Rでした。

その4Rがなきゃ、コバレフ選手がぽんぽんリズムにのって判定まで持っていっていたかもしれません。

現に3R終了した時点でのインディーは、「カネロ、やっぱ入り込むの難しそうかも」とコバレフ選手ペースで行く気がしちゃいましたからね。

5R以降は、ガードをガッチリ固めながら、攻めればボディ、カウンターでもボディといった感じで、じわりじわりと追い込んで、KOの機会を狙うカネロ選手。

コバレフ選手は、苦しい時によく見せる「イーッ」という表情を浮かべており、クリンチも多用していたことから、相当しんどいのがわかりました。

それでも耐え忍ぶ王者をスターカネロは追い続け、最後は判定ではなくちゃんとKOで試合を終わらせてしまいました。

KO狙わずに判定でも勝てたでしょうが、そうはいかないのがスターの証。あっぱれでした。

 

んー、、今回の予想は、我ながらなかなか良い線いってましたな!!笑

ちょっと予想外だとしたら、パンチ力が思った以上に良い勝負だったところです。むしろ思いっきり振り回していた分、カネロ選手の方が強く感じました。

逆に、予想通りすぎて面白かったのは、コバレフ選手の腹の弱さと、両選手の後半のスタミナ切れです。

今回、コバレフ選手がフィニッシュされたパンチは、カネロ選手からの顔面への左フックや右ストレートでしたが、それは今までのボディへのダメージ蓄積から生まれたものでした。意識が下に集中してしまい、そこをガツンともらってしまったわけです。

まああんだけボディもらえば誰だってきついでしょう。しかし、予めわかってたことなのでさすがに少しは対策するかも、と思っていた僕は、案の定弱点をやられているのが不思議でとても興味深かったです笑。

両選手のスタミナの無さも、8Rぐらいを見たらわかりました。加えて雑になるんですね、両選手ともに。

カネロ選手を倒すなら、ここに勝機があるかもしれません。

 

ますます無双状態になっていくカネロ選手。この後、誰がカネロ選手を倒すんでしょうか。

打ち合ったり接近したりする選手は、確実にやられますから、やっぱアウトボクサーですかね?

ゴロフキン選手との3戦目もやたらみんな気にしてますが、僕はそこまでです。結局ファイター同士なので、結果はほぼ見えているんで。むしろ、今度こそ派手にカネロ勝利じゃないかと思っています。

やっぱ、ウォードが復帰して、、やってほしいなぁ。。

 

 

 

 

 

以上。

 

 

今回のDAZNはそんなに中継乱れなかったな。。

これを当たり前のように続けてください。

 

 

ではでは。