インディーは考えた!

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現地、会場総立ち!打たれたら打ち返す!/ボクシング感想(村田諒太VSロブ・ブラント Ⅱ [再戦])

 

見に行ってきました!!

超面白かったです!!

 

会場の盛り上がり方もすごかったです!

 

(現地観戦定番の)おまけ①

村田選手への勝利者コール!

 

 

ボクシングの試合で、一番行ってよかったなって思いました!笑

 

まあ、こういう試合はあんまり試合内容についてうだうだ書くことはありませんので、簡単に、そして会場の様子も含めて感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

村田諒太VSロブ・ブラント Ⅱ

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(引用元:Ryota Murata of Japan competes against Rob Brant of USA during the... ニュース写真 - Getty Images

 

◯結果

「村田TKO勝利」2R2分34秒

 

 

予想では、「前回と同じ展開になることしか想像できない」なんて言い切ってたインディー。

完全に予想を外しました!!!

でも、外れてよかったです!

当然、村田選手応援だったからですし、予想っていうのは外れた方が面白いからです。

会場も、1R目から総立ちでした。

思えば、プロの試合を現地観戦して、打ち合いになったのはこれが初めてでした。最高でしたね。

おじさんでもおばさんでもインディーでも感動してました。泣いてる人も少なくなかったです。

 

 

序盤から手数を出すこと、打ち合いの展開は必ず自分で締めること、ジャブの差し合いで負けないこと、ができたらいい感じでくらいつけると思っていたのですが、その中の「打ち合いの展開は必ず自分で締める」が実行できていたのが一番の勝因だと思います。

要は、打たれたら打ち返すってことです。それが今回は1R目からできていたと思います。

今までは、打たれたらガードして止める、だったのですが、今回は打たれたら相打ちでももらってでも打ち返していたので、「おお!前と全然違う!」って思いました。

それがあったからこそ、いいパンチが当たった、だけでなく、そこからダウン、そしてストップまで持っていけました。

予想にも書きましたが、これ意識するのはもちろん、それだけでは実行できません。練習期間も半年でしたから高い難易度です。

しかし、それを本番で実行してしまうわけですから、やはり元々持っている実力が桁違いということになります。

考えてみれば、ラウンド短いアマチュアなんかはちょっとの隙を攻めたりコントロールしないと勝てないので、その中のトップを極めた選手ならば、できないことはなかったはずだったのです。

また、一番グラつかせたパンチが左フックというのは意外でした。ですがそれは、流れで当たってたまたま効果あっただけで、一番はやはり右ストレートが有効だったのは間違いありません。

ガードの上からでも効かせるパンチ力を持ったファイターと打ち合いを演じてしまったブラント選手は今ごろ少し後悔しているかもしれませんね。

試合開始のゴングからブラント選手が強めに出て行き、今回は判定ではなくストップさせてやろうという思惑すら感じさせたのは、前回の試合を完勝した自信から選んだ戦法でしょう。

僕はその戦法、全然間違ってなかったと思います。だって、ほとんどの人が今回も前回のようになる、村田選手の勝率は低い、と思っていたはずなんですから。ブラント選手本人がそう思うのは当然です。

ただ、僕含めたほとんどが村田選手の実力を見誤っていただけです。

たらればですが、これがもしブラント選手が前回のように距離取りながら出入りを慎重に繰り返していたら、それこそ前回のような展開で終わったかもしれません。

相手が予想外に強く出てきたから、こっちも打ち返さないと倒されると思って危機感を抱いたので村田選手は予定通り打ち返すことができたのではないでしょうか。

ここは勝負の綾ですねー。

3戦目があれば、是非見てみたいものです。

 

 

おまけ②

両選手入場シーン!

 

 

・次の対戦相手は、是非トップ戦線と!

ブラント選手とのラバーマッチも面白そうですが、僕としてはこの際、カネロ選手やゴロフキン選手といった外国の有名人たちとの戦いを見てみたいものです。

層の厚いミドル級の上位レベルになると、いつ負けてもおかしくないことがわかりましたから、チャンスがあればすぐにいってほしいという思いです。

しかも、ミドル級は今トップとそれ以外が明確になってきており、トップ層は5名もいません。

特にカネロ選手なんかは、相手が見つからない状況になってきています。

ということは、無名だったロブ・ブラント選手がある程度日本で知名度が上がったように、メイウェザーが那須川選手と戦って日本で認知度が上がったように、日本ではほとんどの人が知らないスーパースターカネロのことを知ってもらうために、村田選手と対戦するのは、相手のビジネスからしても可能性ありだと思うんですよね。

地上波ではなく、DAZNの放送にはなりますが、このままチャーロ兄、サンダースあたりと戦えば、他誰かいますか状態になるはずなんで、ここは一つ、他国で人気の選手同士を戦わせるのはありではないでしょうか。

そう言いながらも、日本でやるなら大金が必要でしょうから、運営側にその体力があるかは疑問ですし、関係者も巻き込むと難航するのは間違いありません。

見たいという願望一心で考えてみちゃいました笑。言うのは自由ですもん。。。

 

 

・会場の様子は?

思っていたよりよかったです。RIZINほどではありませんが。

そこには、今回のメインイベント最高だったからってのがけっこう影響してますけどね笑。

それを差し置いても、雰囲気は悪くありませんでした。ヤジを含めた、汚さもありませんでした。

音響は今回のためだけに用意したであろうスピーカーや機材が一ヶ所にドンっと置いてあるだけでした。光は、いつものフジボクシングの世界戦レベルでした。それぞれ、こんなもんだろうなって感じでした。

 

そして、期待を裏切らなかったところがやはり客層。

僕の予想とほぼ同じの「男性8割、3,40代」でした。男性比率は9割ぐらいで、年齢層はもう少し高く感じました。4,50代中心といった感じです。

金曜日のせいか、仕事終わりのサラリーマンがやたら多かったですね。全体の3割はそうなんじゃないかと思ったぐらいです。

いつも格闘技イベントはもう少し女性ファンや若者を取り込むべきだと考えているインディーにとって、その点においては期待を裏切らない残念っぷりでした。。

別に今の客層を減らせということではなく、もっとターゲットを広げて盛り上げようというのがインディーの考えです。

といっても、いろんなニュース情報によれば、ボクシング関係者はそんなこと思っておらず、本物のボクシングを届けるとかいう風なことをよく言っており、なぜかボクシングファンというニッチな層からしかお金を取ろうとしないので、実現は難しいでしょう。

いろんな盛り上げ方、市場規模の高め方、戦略がありますから、一概にコレとは言い切れませんけどね。ただ僕の考え方と違うことが確かというだけです。

実際、今回のエディオンアリーナ大阪は、試合内容に恵まれたこともあり、集客、満足度共に大成功だったと思います。これで試合内容以外は、今回の客層を予想しての準備、設計だったとするなら、これはこれで素晴らしい興行ということになります。

このままの客層で運営するなら、もう少し一人の来場者同士のコミュニティスペースや観客席なんかもつけたら面白そうです。今回も隣の一人で来た人に話しかけられましたし、知らない人同士が試合について話し合っている光景を近くでも目にしました。

やっぱ、一人で来る人は近くに一緒に行ってくれる人がいないだけで、わかる人と一緒にベラベラ言いながら応援したい人まあまあいるんですよ。なんだかんだで笑。

やや話は反れましたが、試合内容のみに頼ることのない興行をこれから期待したいですね。ってかそうしないと落ちてくしかない気がする。。。

 

ちなみに、今大会だけかもしれませんが、エディオンアリーナ大阪では、入退場が禁止の代わりに、持ち込みは完全OKでした。むしろ入り口で、買ってきたか!?ぐらいの感じで聞かれたので、外のコンビニでビールやご飯を買ってから入場しました。

代わりに、会場の中には飲食店は無く、自動販売機しかありませんでした。だから、入退場禁止なので買ってこいということだったのです。

しかし、今時こういうのは珍しい気がするのですが、どうでしょう?

エディオンアリーナ大阪は初めてだったのでここがいつもそうなのか、ボクシング会場ではそういう場所が多いのか。

缶ビールなんか持ち込んだら、昔は試合へのクレーム代わりに、空き缶や瓶などを投げつけられていたので禁止になったとも聞いたことあるのですが、流石に今はそういうことやる奴はおらんだろうということでしょうか笑。確かに、今はおらんでしょうね。

結論、WBSSの決勝、エディオンアリーナ大阪ならまた行ってみたいと思いました!ということです笑。

 

 

おまけ③

両選手紹介!なんとジミーレノンJr.さんが!

 

 

 

以上。 

 

2018年の大晦日のRIZIN.14以降、面白そうな試合は現地観戦してみたい欲が強くなってきているインディー。

次回検討中なのは、8/18愛知県体育館開催のRIZIN.18なんですよねー。仕事やけど、、近いし、迷う。。

 

あ、あと、勝率4%とか予想して、すいませんでした。。

予想との振り幅がある分、超楽しませていただきました!

 

 

ではでは。