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どっちがSwift?/ボクシング感想(ポーターVSガルシア)

 

 

 

 

ショーン・ポーター VS ダニー・ガルシア

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(引用元:Shawn Porter lands a right hand against Danny Garcia at Barclays... ニュース写真 | Getty Images

 

 

◯結果

・「ポーター判定勝利」3−0(116−112 ×1、115−113 ×2)

・インディー採点

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とは言ったものの、勝者はポーター選手で間違いない試合でした。

手数、攻勢、有効打と、どれをとっても、振り分けるならポーター選手にせざるを得なかったからです。

よく練習していると思います。あの運動量を12Rやり続けられるのですから。

ポーター選手の流れで終始進んだ試合だったのですが、一番影響を与えたのは、攻めるタイミングの良さでした。

この試合でわかりやすいシーンが、2R目の終盤にありました。ポーター選手がコーナーに追い込まれて手を出されたのですが、それを潜ってかわし、流れで立場を入れ替え、逆に追い込む位置に来たらすぐに攻め込むというシーンです。

いやー、(絶対あり得ませんが、、、)僕が相手だったらめちゃくちゃ嫌ですね!笑

ついさっきまで攻めてたのに、休む間も無くいつの間にか攻められるっていうあの感じ。心も体も疲れます。。基本一通り攻めたら、また体勢を整えたいのですが、そういう時をもらえないせいで、全然整理できないのです。

こういう気持ちを選手なら全員知っているはずなので、やればいいのにって思うのですが、これがなかなかそういう選手は多くないんですねぇ。

なぜなら、自分もその時は休みたい時だから。

そりゃー、ピンチを回避した後は、自分の方もホッとして体勢を整え直したいですよね。大概はそうなります。

そのため、そうならないようにするには、日々の練習で癖づけておくこと必要があります。スパーリングの時から、打たれたらすぐ打ち返すっていう。

これは別にセンスがあるとか無いとかは関係ありません。少しの意識の差です。気持ちの問題、つまり心理戦です。

そして、どちらかというとずる賢さがいるでしょう笑。頭めっちゃ使うので、そういう選手は「日々よく考えて練習してるんだなぁ」とか「ずる賢いなあ。でも頭良いなぁ。」なんて思いながら見てしまいます。

よく挙げられる選手は、今回のポーター選手以外にも、定番のメイウェザー、ゾウシミン選手を破った木村選手、以前ポーター選手に勝ったサーマン選手などがいます。

逆に、それをやらない選手は、正直で正々堂々と戦う選手、とも言えます。

カネロ選手なんかそれが顕著です。あとは、ドネア選手もそうですね。そして今回の、ガルシア選手。

9R2分20秒あたりなんか、そのシーンがよくわかります。回り込んで一旦距離をとっていました。先ほど述べた2R終盤のポーター選手とは大違いです。

まあ、それが普通なんですけどね。できてる選手がすごいだけです。逆に、やらない選手もそれはそれで、正面から打ち合えるなどの色々な強みがありますので、別にできないからダメという訳ではありません。

今回に関しては、それが一番勝負を分けるポイントだったようにインディーは思ったということです。

 

それにしても、ガルシア選手のニックネームはあのままSwiftで行くんですかね?笑

どう見ても、スタイル的に合わんでしょう。脇空いてるから力んでいるように見えるし、そこまで目立ってスピードは無いし、ステップも少ないし。以前から、とても違和感でした笑。ロバート・ゲレロにゴーストの異名がつけられるレベルに近づいて来た感があります。。

スピードに加えて動きの多さではっきりと勝るポーター選手と並ぶと、もはやどっちがSwiftなのやらって感じに思えてなりませんでした。

 

 

 

 

 

以上。

 

そろそろ、ワイルダーVSヒューリーの予想して行くかな。

盛り上がってきてるし。

 

12月はますますボクシング月刊になりそう。

 

 

ではでは。