絶対引かない!/ボクシング感想(カネロ・アルバレスVSゴロフキン Ⅱ[再戦])
いやー、競ってるなー!
— インディー (@k_indiiii) 2018年9月11日
俺は逆に日が近づくにつれて、早めのKO決着になりそうな気がしてきてるんだよね。
GGGvsカネロ予想伯仲! リング誌は13-12でGGG https://t.co/jz71f1AIy3
やっぱ、早く終わりそうな気がして来た。。
— インディー (@k_indiiii) 2018年9月15日
ゴロフキンvsカネロ一触即発 因縁再戦あすゴング https://t.co/1vPOCEVlpW
試合が近くたびに、早期KO決着の予感がプンプン漂ってきていました。
計量でもバチバチでした。
しかし、入場シーンでは、カネロ選手の方が緊張した表情だったように思いました。
カネロの方が緊張感が高いな。。。
— インディー (@k_indiiii) 2018年9月16日
最後まで、気が抜けない非常にヒリヒリした試合でした。
では、結果と感想をお伝えします。
サウル・”カネロ”・アルバレス VS ゲンナディ・”GGG”・ゴロフキン
(引用元:Photos: Canelo, Golovkin - Ready For War in Las Vegas Rematch - Boxing News)
◯結果
・「カネロ判定勝利」2−0(115−113 ×2、114−114)
・インディー採点
意外と判定まで行けば割れる気がする。。。#カネロ #ゴロフキン
— インディー (@k_indiiii) 2018年9月16日
6Rあたりで投稿したつぶやきなのですが、やはり割れました!
序盤はカネロ選手が優勢だったので、カネロ有利に進んでいくと思ったのですが、採点するとなると、ジャブを優勢にとるラスベガスはゴロフキン選手につける、とも感じたからです。
結局、後半カネロ選手は失速したのですが、全体を通して、プレッシャーと一発とボディのカネロ、ジャブと手数のゴロフキンという展開でした。
前回に引き続き、今回もジャッジ泣かせの試合です笑。
ただし、前回と違うのは両者打ち合いのシーンが多かったことです。
こうなったのは、カネロ選手が足を止めて打ち合いに挑んでいったからです。
そのおかげで、盛り上がったのはもちろん、ゴロフキン選手を追い込むことができ、第1戦目よりは疑惑の判定感が薄れたのではないでしょうか。
この再戦の予想記事にも書いたように、やはりカネロ選手は前に出て勝負するのが正解でしたね。ジャブはもらっていましたが、大きいパンチやボディブローを打ち込むことができましたから。
一方、ゴロフキン選手は前回よりもジャブの数を増やして勝負しました。
前回、優勢に試合を進めていたゴロフキン選手にとっては、特に戦法は変えずに有効なパンチを増やすだけでよかったので、そうなるのもわかります。実際に、後半はこれが効果的でした。ちなみにこれも僕は予想していましたぜ!笑
しかし、ジャブを増やしたは良いものの、カネロ選手を止めるまでには至りませんでした。
これはむしろ止まらなかったカネロ選手がすごいです。序盤から足を止めた分、何発ももらっていたのですが、絶対に引きませんでした。しかも、ただのジャブではありません。あの硬い石のようなジャブです
僕は、今回の試合のカギはここだったと思います。
カネロ選手は接近戦で応じるべき、とは考えていたものの、前回苦しんだジャブをとうくぐり抜けて接近するのかという疑問は残ったままでした。
ところが今回、カネロ選手はそれを気持ちで気にせず乗り越えるという方法で対策したのです。
うるさいジャブも当たっていないかのように慌てずプレッシャーをかけ、攻めれば左フック、出てくればカウンターを上にも下にも打ち込みました。特に、左ボディは相当有効でした。もう少しボディーでラッシュをかけたらKOできたかもしれませんが、あれだけ下のガードが固くしていたので無理しなくて正解だったと思います。
ゴロフキン選手は、相当やりずらかったはずです。パンチ当てても出てくるし、打っても避けられるし。パンチを外せば疲れるし、ボディも打たれるから余計きつかったと思います。
それでも手数を増やして引きませんでした。そして後半相手が疲れたところをみて、再びエンジンをかけ、追い上げていきました。
対するカネロ選手も、一瞬下がって前回の試合のようにアウトボックスしようとしましたが、その時の教訓を思い出したのか、再び引かずに前に出て応戦しました。
他の選手がダウンするシーンと同じような何発も当たるのでヒヤヒヤするのですが、倒れる様子が無く、両選手とも本当にタフでした。ダウン経験のも頷けます。
まさに、自分が苦しい時は相手も苦しい、という状態で打ち合う中、試合終了のゴングが鳴りました。採点の結果、リングアナウンサーが新王者カネロの名前をコールしました。
両選手とも一歩も引かない素晴らしい試合でしたが、最初から何があっても絶対引かないという意気込みで挑むことができたカネロ選手が戦略面で勝り、そして運をも引きつけられた一戦となりました。
またしても、疑惑が残る判定となりましたが、もし3戦目があったら、次は確実にカネロ選手が勝利すると思っています。
今回の試合でさらに自信をつけましたし、再戦はディフェンスが上手い選手が勝利する傾向が高いからです。
それでも、変わらずジャッジ泣かせの試合になるなら、「二人の実力は互角」となるだけです。
敗北したゴロフキン選手は、相当な苛立ちとショックを受けたのでしょう。インタビューも受けずに帰ってしまいました。
「またか。。」と思ったのでしょう。予想通りだった試合展開に満足した僕も、内心そう思いました。
ちなみに、この結果で最もショックを受けた日本人は村田選手で間違いありません。
だって、「最強の」ゴロフキンと東京ドームでやるのが近々最高の目標だったわけですから。どうしても、価値は落ちてしまいます。
まあ、代わりにカネロと戦うっていう方が僕は見たいんで、その方向に切り替えてみてはどうでしょうか笑。そもそも、日本のメディアはゴロフキンばっかり取り上げて、カネロの存在を取り上げなさすぎなので、切り替えればできると思います。華なら確実にカネロ選手の方がありますから効果はありそうです。
以上。
そういえば、アンダーカードの放送でロマゴン選手の再起戦があり、無事KOで復帰を飾りましたが、僕にはロマゴン選手のSフライという階級は不適正だと思うのですよね。
ロマゴンはフライ級が適正体重だな。
— インディー (@k_indiiii) 2018年9月16日
結果はよかったものの、試合全体の流れを見てると、やはりパワー面で見劣りするように感じたからです。
もちろん通用はするものの、以前のような怪物感が感じられなくなりました。Sフライ級でのタイトルマッチも全て苦戦していますので。
怪物に戻るなら、フライ級が適正だと思います。
そして!WOWOWにUFC放送が帰って来ますね!
僕がエキサイトマッチよりもハマっていたUFC。とてもとても嬉しいです!
解説は誰なのかな?またTKかな?
ではでは。