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【試合予想】4/1ジョシュアVSパーカー

2018年最大のカード、ワイルダーVSジョシュアの実現に向けて、大きく期待が高まってきているのですが、両選手共にその前に超強敵を倒さなければなりません。

3/4にワイルダー選手はオルティス選手に、一方、ジョシュア選手はパーカー選手に世界ヘビー級王者統一戦として4/1に対戦します。


上の記事では、ワイルダー選手にとってかなりの超難敵であることを予想していますが、ジョシュア選手にとってもタフガイなパーカー選手は難敵です。

それでも、両選手がこれらの試合を乗り越えれば、これは本当に現役ヘビー級最強決定戦となり、盛り上がりは最高潮になりますね。

 

さてさて、それでは今回はジョシュア選手の方の戦いの行方を予想してみましょう。

 

 

 

 

 

試合予想

4/1 アンソニー・ジョシュア VS ジョセフ・パーカー inウェールズ(ミレニアム・スタジアム)

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(引用元:http://boxingnews.jp/news/55025/

 

1.比較データ 

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ジョシュア選手は、現在、地元イギリスでも世界でも超注目されてるヘビー級世界王者です。なんと、村田選手も出場したロンドン五輪で金メダルにも輝いています。

しかし、ボクシング開始時期は意外にも早くはなく、18歳からだそうで、アマチュアの試合もトータルで43戦しかしていません。ボクシングに向いてたのでしょう。

実力については、上の表の「その他ポイント」に述べている通り、強靭な肉体から繰り出される強力なコンビネーションパンチが注目ポイントです。フォームもさすがアマチュアエリートらしく綺麗ですが、ディフェンスについては普通に上手い、まあ目立った点は無いかなーという感じです。

また、試合のほとんどが地元イギリス開催のため、いつもあのイギリスの大声援に後押しされて試合ができているのですが、これがアメリカなどの他会場だったらどう影響が出るのかも気になります。

 

一方の、パーカー選手は、ジョシュア選手よりも2歳若くして世界王者となっており、ボクシング開始時期も11歳からと早めです。

K-1やMMAで活躍し、日本でも大人気の”サモアの怪人”マーク・ハント選手と同じ、ニュージーランド出身で、タフなファイタースタイルの選手です。パッキャオ選手に勝利したホーン選手*1(その試合はこちら)はオーストラリア人でしたが、オセアニア州出身の格闘家はファイタースタイルが多いということなんでしょうかね。

スピードのあるワンツー、特にストレートが武器です。

 

両選手ともにまだ20代で、勢いがあり、これからのヘビー級ボクシングを盛り上げていく存在となっています。

 

 

2.試合展開

両選手共にアウトボクシングをほとんどしないことを考えると、接近戦が予想されます。

ジョシュア選手はスタミナに不安があるため、できるだけ前半に仕留めたいはずです。変に下がると、ペース取られてプレッシャーがかかって、余計消費してしまうでしょう。

一方のパーカー選手は、下がることを知らない突貫ファイター。

いやー、序盤から接近して打ち合うこと間違いなしですね!

 

そして、前半〜中盤決着ならジョシュア選手、後半決着ならパーカー選手です。

先ほども申しましたが、ジョシュア選手は、クリチコ戦からもわかる通り、相当スタミナがありません。筋肉モリモリだからでしょうか。ああいう筋肉マン選手の中には、大きなエネルギーを消費するせいか、そういうパターンがよくあるんですよね。特にMMAで見かけます。

逆に最後まで突進し続けられるスタミナがあるパーカー選手は、後半になればなるほど有利になると思います。

 

それでもやはり、パンチ力、スピード、コンビネーション、身体の強さ、勢い、会場の応援、と総合的に考えると、ジョシュア選手が有利でしょう。

パーカー選手はパンチ打つ時など下向くシーンが多い印象なので、ジョシュア選手得意のアッパーなんかめちゃ当たりそうです。

スタミナに不安こそあれど、クリチコ戦ではガス欠の状態から徐々に復活して、勢いで倒し切ってしまう、といったような劇的な回復劇も見せてくれましたからね。後半でもそういう仕留め方を見せてくれる可能性は十分あり得ます。

そう考えると、パーカー選手が勝つためには、パンチは芯を外してでも耐えながら、前半クリンチに行くぐらいプレッシャーかけて反撃する余地を与えないほどスタミナを奪って、後半決着に持ち込むのが得策かと思います。

 

 

3.結論

ジョシュア判定勝利(115−113)

 

前半ジョシュア選手のKO勝利かなーと思ったのですが、一応、パーカー選手がタフなので、9Rぐらいまでを主にポイント稼いで判定勝利としました。

その場合は、各ラウンド競った展開で難しい採点になりそうなので、採点も115−113と僅差を予想しました。

これによって連続KO勝利も途切れることになってしまいますかね。

 

んま、結果も気になりますが、この試合自体は、終始接近戦で、サッカースタジアムの様なイギリス会場で、見る側としては盛り上がれる試合になると思いますので、純粋に面白い試合が見れると思って楽しみにしておきましょう!

 

 

 

 

 

以上。

 

ジョシュア選手にとって今回の試合は、上に述べた様に簡単ではないものの、ワイルダー選手ほど難しくもないと思っています。

理由は、対戦相手の違いで、パーカー選手よりもオルティス選手の方が、強いと思っているからです。これが逆だったら、難易度も逆にしています。

それだけ、オルティス選手のことを強いと僕は考えています。まあ、ドーピング引っかかってるけどね笑。引っかかってなけりゃ、インディーPFPにランク入りを悩んでました。

そういえば、タイソン・フューリーも復帰するとかしないとかも耳にしますね。

とりあえず、しばらくヘビー級に飽きることはなさそうです。

 

(追記4/2)

 

 

ではでは。

 

*1:(3/22修正)ずっとパーカー選手と記載しておりました。申し訳ございません。