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まさに神興行!!カーフはやる方も気をつけろ!?/UFC261感想(ウスマンVSマスヴィダル、ホールVSワイドマン、ウェイリーVSナマユナス)

 

 

 

UFC261 inフロリダ州ジャクソンビル(VyStar ベテランズ・メモリアル・アリーナ)

 

(参考ページ)

UFC 261 | UFC JAPAN

 

クリス・ワイドマン VS ユライア・ホール Ⅱ

(引用元:YouTubeのUFCチャンネルより)

 

○結果

・「ホールTKO勝利」1R17秒(ワイドマンのカーフキックをホールがカットした際にワイドマンの脛が骨折!)

 

(参考ページ)

ユライア・ホール vs. クリス・ワイドマン | UFC JAPAN

 

なんと、、、!!!

ワイドマン選手の試合でまたしても衝撃の結末が起こってしまいました!!!

 

約7年半前となる2013年12月に、ワイドマン自身がアンデウソンシウバに対してTKO勝利した勝ち方で、今度は自分が逆の立場で敗北してしまったのです!

そう、キックをカットされて脛を骨折してしまったということです!!

久しぶりに衝撃映像を目にしました。。。

 

まさか、ワイドマン選手、自分が脛を折る側と折られる側の両方を経験するとは思わなかったでしょう。

そういった意味では、唯一無二の経験となります。

自分が折った時のアンデウソン戦では、アンデウソンのローキックをカットしてそうなりましたが、今回は今流行りのカーフキックをカットされて折られてしまいました。

ローキックか、カーフキックか、迷いましたが、スローで何度か見ると、カーフを狙っていたように見えるため、カーフと僕は判断しています。

試合の次の日あたりには、インスタで無事に手術成功の様子もUPしており、とりあえずは無事だったようです。

最近、カーフキックの脅威ばかりが注目されていましたが、カーフはやられる方も「やる方も」気をつけなければならないことに、多くの人々が気づかされた試合でもありました。

 

一方、不本意に勝利したホール選手。

誰が悪いわけでもないのですが、なんだか申し訳なさそうな様子でした。

ホール選手のことは、TUF(UFC出場をかけた登竜門番組)に出演していた時から見ており、その時から打撃のヤバさを実感していました。

衝撃的なKOとともに対戦選手を数人病院送りにしていたからです。

一方で、性格はとても心優しかったです。

UFCではイマイチ好戦績を残せていないようですが、それでもパフォーマンスオブザナイトを獲得するほど印象的な打撃による勝利を何度か魅せています。

今回、不本意なカタチではありますが、また、久々に病院送りにしてしまったホール選手。

個人的に好きな選手なので、ここからまた病院送りにしてしまうほどの打撃で勝利していってほしいなと思います。

 

ジャン・ウェイリー VS ローズ・ナマユナス

Embed from Getty Images

(引用元:Rose Namajunas reacts after defeating Zhang Weili of China in their... ニュース写真 - Getty Images) 

 

○結果

・「ナマユナスKO勝利」1R1分18秒 

 

(参考ページ)

ジャン・ウェイリー vs. ローズ・ナマユナス | UFC JAPAN

 

左ハイキック1発で勝利しました!

スッと頭に伸びてきて、抜群のキレでした!

タフなウェイリー選手も、さすがに効いていました。

 

僕が、この試合感動したところはもう一つ、ナマユナス選手の勝利者コール後の表情です。(上の写真以上に動画では感動します!)

どんだけ勝ちたかったんだろう、どんだけ練習してきたんだろう、って。

まあ、こんな表情見たら、誰だって感動しちゃいますよね。

新王者おめでとうございます!

 

カマル・ウスマン VS ホルヘ・マスヴィダル Ⅱ

Embed from Getty Images

(引用元:Kamaru Usman of Nigeria punches Jorge Masvidal in their UFC... ニュース写真 - Getty Images

 

○結果

・「ウスマンKO勝利」2R1分2秒

 

(参考ページ)

カマル・ウスマン vs. ホルヘ・マスヴィダル | UFC JAPAN

 

本大会のメインイベント。

両者は昨年2020年7月に対戦しウスマン選手が判定勝利したのですが、その際はマスヴィダル選手が1週間前のオファーだったためマスヴィダル選手が「本領発揮できてなかった」という感じで再度挑発したのがきっかけで、王者ウスマン側からの指名により成立した再戦です。

マスヴィダル選手からしたら、またウェルター級タイトルマッチに挑戦できるので、してやったりだったでしょうね笑。

しかも観客も入り、しっかり儲かったはずです。

 

ところが、結末に関しては、前回以上に明暗が分かれました。

1Rからお互い打撃戦で、マスヴィダル選手のパンチが目立っている中、マスヴィダル選手も効いていない感じにタフでパンチも打ち返すという見応えのあるスタートでした。

パンチの的中数的にポイントはウスマン選手、でも流れは全然わからないなーという雰囲気の中、2Rが始まりましたが、結末は意外とすぐに訪れました。

ウスマン選手のワンツーの右ストレートがマスヴィダル選手の首が捻り取れるんじゃないかと思うほどにクリーンヒットしたのです!

その後、倒れ込んだマスヴィダル選手に念のため何発かパンチを当てて、レフリーがストップ。

見事、更なる完全決着を果たしました。

久しぶりに観客を入れての興行に相応しい、最高のメインカードでした。

 

久しぶりの観客入れての興行について

UFCは久しぶりに観客を入れての興行で、約1万5千人が観戦していたそうです。

2021/4/25現在の日本より感染者数も死亡率も高いのに、ここまで盛り上がるイベントができるUFC、そしてアメリカはやはりすごいなーと僕は思います。逆にいうと、日本はそういう判断はしない文化なんだと改めて感じました。エンターテイメントは僕の生きがいとして全く不要ではないので、それは少し残念なことです。

私インディーは、最近コロナ関連で公私共にやや疲れ気味だったので、会場が盛り上がっている様子を見るだけで、なんか本当に感動しました。。

そして、ブルース・バッファーさんの超気合入ったアナウンス、それに答える観客の皆さんの様子を見ると、本当に涙が出そうになりました。。マジで笑

試合も、メイン興行1戦目のスミスVSクルードからいい試合ばかり。クルード選手がどう考えても動かない足を根性で乗り切ろうとしている姿なんか、マジでヤバかったです。

本当に神興行でした!ありがとうございました!

 

 

 

 

 

以上。

 

そういえば、スポンサー変わってましたね。リーボックのロゴが全然無くなってました。

どこかと再び専属契約したのかはわかりませんが(たぶんヴェノムと契約した?)、リーボックの時より自由なデザインが多くていいなと思いました。

 

 

ではでは。