インディーは考えた!

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ついに。。。/ボクシング感想(ロマゴンVSシーサケット、他)

負けちゃいましたね。ロマゴン。

 

まさか負けるとは思っておりませんでした。

試合終わった直後の採点結果が出る間も、

「まぁー、負けてはないでしょ。競った試合ではあったが。」

って、のんきに見てました。

僕の採点は117-112でしたからね。

 

そしたら、マイケルバッファーさんが

「113-113・・・」とか言い出して、

「は?ドロー?」とか僕は思い、

「他ジャッジ二人は同じスコアで114-112・・・」(英文まで聞き取れず勝手に訳しました)とかまた言い出して、

「は?めっちゃ競ったスコアやな!まぁ『スティール』やろな。」とかまた僕は思ってたら、

 

マイケルバッファー「エンド、ザ・ニュー!!!

僕「ホワッッッット!??

 

テレビの前で唖然としました。

「俺の目は腐ってたのか。。いやいや、どう考えてもパンチはロマゴンの方が当ててたでしょ!」

なんて回想しながら。。

 

 

 

と、、ロマゴンの試合後ここまですぐに書いていたところで、

ゴロフキンの試合が始まりました。

 

 

この試合は面白かったですね。非常に。

採点も納得です。

 

この試合ならば、ゴロフキンが負けてもおかしくないかもと思いましたが、ゴロフキンが勝ちました。

 

そして、とにかくジェイコブスがよかった!

後半めっちゃ応援してました笑。

 

 

そんな試合直後の簡単な感想を述べたところで、もう少し詳しく感想を述べたいと思います。

 

 

ローマン・ゴンサレスVSシーサケット・ソールンビサイ

「シーサケット判定勝利」2-0(114-112 ×2、113-113 ×1)

インディー採点「ゴンサレス勝利」(114-113)

 

 

んー、冒頭にも述べましたがなんかスッキリしない。。

その主な理由は、

・有効打の数は絶対ロマゴンの方が多いはずだから。

・挑戦者が応援できるほど頑張ってるように見えず技術も競ってるように見えなかったから。 

 

技術も段違いでした。まさに自分のパンチだけ当てるという事を体現していました。しかもあの距離で。

ガードとボディワークが上手いし、どの態勢でもパンチが途切れないバランス力はすごいですね。

 

しかし、今回も前回のクアドラス戦同様に階級差は感じましたね。

特にパンチが通用していないのが大きいですね。相手が全く怯まない。

 

 

シーサケットが勝てたのはこの利があったからでしょうね。他に理由は見当たらない。

(これは大きな理由ですけどね。)

完全に体で押して、攻めるスタイルですから。

ヘッドバッドも何回もあったが、互いにファイトスタイルだから仕方ないけど、結果有利に動いた。

 

一つ、この選手の試合中で良いなと感じたのは、右フックです。

これロマゴン見えてなかったと思います。あの距離ですから狙えば当たっていたでしょう。ロマゴンの右に合わせれると感じたならば。

まあ狙うには危険なタイミングですけど、そうすればダウンとれたかもしれません。

(初回のダウンはノーダメージです。)

 

勝利へのカギ85%

そもそも負けたと思っていませんからね、まあ高確率で勝つと僕は思っています。

KO勝ちは無理でしょう。TKOならあり得ますが、再び判定までもつれると思います。

簡単に勝つならばパンチ力上げることがまず思いつきます。

 

 

 

ゲンナディー・ゴロフキンVSダニエル・ジェイコブス

「ゴロフキン判定勝利」3-0(115-112 ×2、114-113 ×1

インディー採点「ゴロフキン勝利」(114-113)

 

モヤモヤした時に始まったこの試合。

試合後にはスッキリなれるほど面白かった!

 

この試合は、挑戦者を応援できました。「もっとがんばれよ!お前!」って感じで、声に出しちゃってました笑。

 

採点も妥当だと思います。

 

 

技術的な事に関して、

ゴロフキンはジャブがやっぱりいいな、と思いました。あの体格差なのにジャブの距離は同じか勝っているぐらいでした。

あといつもながらパンチが強い。いつも一発が当たることを想像させられてドキドキします。

さすがにこの試合の後半は疲れて力落ちてましたけど。

 

 

一方、ジェイコブスは終始落ち着いて、ペースを王者にもっていかせなかったのがよかったです。

最初サウスポーに切り替えだした時は、「ゴロフキン相手に何挑発してんだよ。もう迷走してんのか?」なんて思っていて、やっぱりダウンをサウスポースタイルでとられました。

それでも、サウスポーでアウトボックスし続けジャブを的確に放っていき、突然オーソドックスで足止めて交戦に出るようにしたところ、王者が戸惑いだしてるのがわかるようになりました。しかも、パンチもらっても落ち着いている。

「おお、これは意外といけるかも!」なんて思い始めると、本当に均衡したラウンドが続き、結局最終ラウンド勝負(採点的には違うが)ぐらいになりました。

 

あのサウスポースタイルは良かったかもしれないですね。解説の浜田さんも仰っていましたが、あのいいジャブをもらいにくくなりますから。逆に右だけを気を付けていればいいとも言えますし。

 

まあこのスタイルができたのは、王者より長い体格とスピードと防御感があったからでしょう。つまり挑戦者が自分の強みを十分に活かしきれたから。

 

あと、挑戦者の左のガードがやや外向きだったのも、王者のフック気味の右ストレートをブロックできてよかったのではないでしょうか。

 

 

勝利へのカギ30%

僕は開始からゴロフキンが飛ばしてくると予想するため、確率は低いと思います。

 

が、その最初の猛攻を凌いで、今回のスタイルで後半勝負にかけて判定になれば勝てると思います。

王者は後半に弱いと僕は思ってますから。

 

んー、、楽しみ!!

 

 

 

 

 

以上。

 

 

 

色々あった試合内容でしたが、今回のゲストの井上尚弥選手と村田諒太選手はグッドチョイスでしたね。階級も合っていて。

ロマゴン負けて、井上選手はがっかりしてそうでしたが笑。

まあ、そうはなりますよ。私も含めた日本のファンはロマゴンに勝てるのは井上だ!と思っていたわけですからね。

でも、僕は最近井上選手のバンタム級転向後の山中選手との対戦の方が興味持ってましたが笑。

正直Sフライに転向してのロマゴンには魅力を感じませんから。

 

村田選手もこの試合見て自信持てたのではないかと思いますし、世界挑戦が楽しみです。

相変わらず解説も上手いですしね。

何より的確だし、ボクシング好きなのが伝わってくる!

もう西岡さんと入れ替えては?笑

 

 

そう解説で思ったのですが、やはりWOWOWエキサイトマッチで試合見るのがいいですね。

やっぱ実況と解説でかなり見る気分が違いますな。

もう、高柳さん、浜田さん、ジョーさん、は最高です。マジで。

だから今色々な会社でスポーツ動画コンテンツ揃ってるけど、まだまだ他には変えれませんな。

AbemaTVの格闘番組もいいんやけどね。以前あったUFCの解説者(高柳さん、高坂さん、稲垣さん)がしてる時を思い出すと物足りません。

 

 

まあ、ただ単に放送すりゃいいってもんじゃないな。

と、、しみじみ思ったTVボクシング観戦日でした。

 

 

 

 

 

ではでは。